平凡な父のHitori言

平凡なサラリーマンのありふれた道程の記録

勝負強さとは

2005年08月20日 18時58分54秒 | 人生のノウハウ
 世の中には囲碁、将棋、トランプ、競馬からスポーツ、ビジネスまで勝負強い人がいる。これまでの人生で見た勝負に強い人は、みな相手を必死に打ち負かそうというのではなく、いかに負けないかを考えるタイプの人だった。どんな時も勝つ手を考えるのではなく、いかに負けないようにするか、負けを小さく抑えるかを考える人だ。そして、優勢なときは徹底的に勝ち、絶対に隙を見せない。本当に強い人の勝負を見ていると、相手を打ち負かすというよりも相手が勝手に崩れていくように感じる。父も見習いたいと思うが、負けないように辛抱強く粘ることは簡単なようで実は難しい。結局、勝負強いとは粘り強く相手に隙を見せないということだと思う。たまに強い人が動揺し人間くさいところを見せたときは、なにかほっとするものを感じることがあるが、勝負強さだけでなく人間性を磨かないといけないのだと思う。ただ強いだけでは戦う機械と同じ、強さ以上に人格を磨かないといけないよ。
 お前達も勝負強くなって欲しいが、それ以上に人としての心を磨いて欲しいし器量の大きい人になって欲しいと願っているよ。