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平凡な父のHitori言

平凡なサラリーマンのありふれた道程の記録

社会人基礎力なるものの調査結果は?

2006年04月24日 22時03分10秒 | 人生のノウハウ
 経済産業省が社会人基礎力に関する緊急調査なるものを公開している。企業が職場で求める能力について調査を行ったもので、これから就職を目指す方達には参考になる内容だ。これから就職を目指す人たちにはおすすめだ。アンケート結果についてはかなりの企業が実名を出している。社会人基礎力として、前に踏み出す力(アクション)、考え抜く力(シンキング)、チームで働く力(チーム力)の三つの力をあげている。それぞれの力をさらに分解し12の能力要素について、各企業が社会人に対しどのような能力を重視しているかを調査している。業種ごとの重視している能力をまとめたり、若者の能力の強み弱みに整理したりとなかなか興味深い結果が載っている。例えば、建設業界ではチームで働く力が顕著に求められているとしているし、サービス業では前に踏み出す力が求められている結果となっている。実に業界の特徴が出ているではないか。建設業界はチームで仕事をすることが大切だし、サービス業界では前に踏み出す力として実行力や相手に働きかける力が必要だ。しかし、この結果は各業界の問題にも結びついている。建設業界のチーム力が行き過ぎた結果が業界ぐるみの談合であるし、サービス業界の前に踏み出す力の行き過ぎが強引な売り込みや誇大広告に結びつく。それぞれの業界で必要な力は、使い方を間違うと大きな過ちにもつながるということだ。
 若者の皆さん、社会人として求められている基礎力を身につけるとともに、間違った使い方をしないようにくれぐれもご注意くださいね。
アドレスは以下の通りです。http://www.meti.go.jp/press/20060418005/20060418005.html

年末恒例番組で平和的格闘もいいもんだ

2005年12月31日 16時52分24秒 | 人生のノウハウ
 とうとう大晦日。年末の番組といえば、日本レコード大賞と紅白歌合戦が定番であったが、それももう遠い過去になりつつある。数年後には、どうなっているのだろう。対抗の番組がプライド、K-1などの格闘技というのも象徴的だ。歌といえば、平和的なものが多く、格闘技は人間の防衛本能、戦闘本能の平和的解決法として生まれたスポーツで、人間の考え出したスポーツ競技の原点と言えるかもしれない。人間の歴史の中では多くの戦争があり、いまだになくなっていないが、スポーツという方法で勝ち負けを争うだけなら、こんな平和的な方法はない。音楽で平和を喜び、かたや格闘技で熱くなり平和を感じることができる日本という国は、本当に平和な国といえるだろう。
 今夜は、どこの家庭も、紅白歌合戦、K-1、プライドと三つの番組をひっきりなしにわたりあるくのだろうね。誰がチャンネルの支配権を握るのか、それも格闘技のひとつだ。一人一人、それぞれ専用のテレビで見るよりも、みんなで、あれだ、これだと争うのも平和的戦いのひとつで、楽しいものだ。今夜は少しでもチャンネルの支配権を取れるように頑張ろう。もう少しで、今年ともサヨナラ、新年は少しでも多くの人に良い年でありますように。


来年に期待

2005年12月29日 23時19分57秒 | 人生のノウハウ
 今年は自然災害、大事故の多い年だった。十大ニュースにもアメリカのハリケーン、パキスタンの大地震、福知山線の脱線事故、アスベスト禍が入っている。近年は特に自然災害が多くなっている。年末には関東を除いた日本中が大雪の被害を受けた。年々、地球温暖化の影響で異常気象が増えているのではと思わざるをえない状況だ。来年は少しでも自然災害が減ることを願うばかりだ。人類への警告が発せられているのに、なかなか地球温暖化対策は進まないが、この寒い冬を戒めと思い、春を待とう。
 来年は冬季オリンピック、ワールドカップ、WBCなど大きなスポーツのエベントが待っている。熱気と興奮で自然災害を吹き飛ばして欲しいものだ。卓越した技能と強靭な肉体を持ったアスリート達が、多くの人に感動と勇気を与えてくれることを期待している。

ヤンキースはハンディーを背負った

2005年12月27日 21時45分24秒 | 人生のノウハウ
 松井選手がWBC出場を辞退した。世の中の多くのファンは、きっとワールドシリーズ優勝のために下した決断と理解してくれるだろう。しかし、はっきりと言えないが、来年も優勝はできないのではと心配になる。メジャーリーグのシーズンと両立できないことが主な理由なようだが、両立させるくらいの覚悟がなければ、メジャーリーグの制覇は難しい。今回の出場断念は、松井選手の問題というよりもヤンキースの問題だ。メジャーの他球団からは多くの選手が出場するわけだから、条件は同じでなければならない。ヤンキースだけが選手の出場を拒んで優勝をつかんだとしてもそれは本当の優勝といえない。自分達だけがシーズンに集中し、優勝したとしてもうれしいとは思えないし、ましてや、そんな気持ちをひきずっていてはうまくいかないものだ。ブッシュ大統領もキューバの出場は認めないとかいっているらしいが、政治とスポーツは別問題として考えないと、スポーツ選手を目指す子供達がかわいそうだ。今回のWBCの状況を見ると、アメリカのことだから、ほかの国が優勝したら、最強チームで臨まなかったから、優勝できないことは当然で、まったく意味がない大会だったと言うのだろう。所詮は、野球は、アメリカを頂点としたマイナーなスポーツから、いまだ抜け出せないということだろう。
 松井選手はまだ若い。一度や二度の失敗や間違いをしてもやり直しはきく。ただし、日本の多くのファンが失望したことの事実は忘れないで欲しい。プロの野球とは、チームの優勝や自分の記録のためだけでなく、多くのファンのためにやるものであることを心に刻んで欲しい。ファンがいなければプロの野球は成立たないのだから。
 アメリカは間違いもしでかすが、必ず、その間違いを正す人たちがいる国でもあると思っている。地球温暖化防止のための京都議定書からも離脱しているがきっと戻ってくるだろう。それが世界一の大国であり続ける理由のひとつであるからだ。まあじっくり待つしかないね。

初心忘れるべからず

2005年12月26日 23時30分58秒 | 人生のノウハウ
清原選手がピアスをはずして入団発表した。もう一度優勝を目指し、野球に打ち込む覚悟の表れだろう。亡き仰木監督、ファンのために、最後の野球人生を送るつもりで頑張って欲しい。初心忘れるべからず、簡単なようで実は難しい。偉くなればなるほど、実績を残せば残すほど、忘れてしまうもの、それが初心であり、向上心だ。忘れても何度でも思い出せるうちはいいよ。今の気持ちを忘れず、もう一仕事みせてくれー。自分にも言い聞かせるつもりでもういちど、初心忘れるべからず。

癒しの時代から潤いの時代へ

2005年12月25日 17時38分07秒 | 人生のノウハウ
 今年ももうすぐ終わり、日本もようやく長い不況を抜け、経済成長を取り戻しつつある。永い不況の時代が終わり、癒しの時代も終わりを告げた。これからは、かつてのバブル経済期の失敗を活かして、着実な発展を目指し、モノやエネルギー依存の経済から違った形での成長を求めなければならない。それがなにかはまだわからないが、永い不況の時代の経験を活かしていかなければならないことだけは確かだろう。
 一時、癒しがもてはやされたが、これからは潤いの時代かもしれないと思っている。暮らしに癒しではなく、潤いを求めること、それがこれからの流れとなる予感がする。モノではなく、精神的、文化的要求を満たすこと、それが潤いのある暮らしではと思っている。自然を楽しむ、人との交流を楽しむ、伝統、音楽、絵画、文学、映画、スポーツを楽しむ、暮らしの中でそれらのことが気軽にできるなら、精神面、健康面でも、より潤いのあるものとなるだろう。食生活も旬を味わい、その地方独自の料理を楽しむことができるなら、それが一番心地よく潤いのあるものといえるだろう。ファーストフードや高級料理よりも実は旬の地場の食材、料理がよいことに気が付きはじめている。経済的に豊かでもぱさぱさした無味乾燥な暮らしより、ほどほどの豊かさと瑞々しくしっとりとした潤いのある暮らし、それがこれからのトレンドになって欲しいものだ。毎日、目のまわる忙しさの中で仕事をし、その代償やご褒美としての癒しを求めるよりも、求めるべきは潤いだと思うが、どうなることやら。かつてのバブルの再現だけは避けたいものだ。

クリスマスイブ

2005年12月24日 22時52分25秒 | 人生のノウハウ
 今日はクリスマスイブ。どこの家庭でも、クリスマスケーキ、鳥の照り焼きやフライドチキンなどを食べて一家で楽しんでいることだろう。クリスマスには、クリスマスツリー、ヒイラギの葉、靴下、七面鳥などいろいろなクリスマスモチーフがある。長寿、健康、幸福への祈りが込められているそうだが、世界では回教、仏教の国でも祝うところが多いらしい。宗教が異なろうが、子供の幸せを願う親の気持ちは同じということだ。今夜だけは世の中の暗い事件を忘れ、すべての子供のところに多くのサンタクロースが訪れることを信じている。子を思う親の愛がサンタクロースの象徴としてこれからも末永く、続いていくことを願っている。
 ついでだが、彼女のためにクリスマスプレゼントをあげることがクリスマスのメインイベントなっている今、男達の懐にとっては受難のシーズンだ。世の中の女性の皆さん、プレゼントの中身は値段よりも気持ちがこもっているかどうかが大事ですよね。余計なお世話かー。

人の不幸の上に成り立つ幸せって???

2005年12月18日 18時30分37秒 | 人生のノウハウ
 みずほ証券の誤発注で、個人投資家で数億円から数十億円を儲けた人たちがいたという。その影で、自分のミスに苦しみ、不幸になった人たちがいる。自己責任とは言え、明らかなミスに乗じて、大きな金銭的な幸福を得たということだ。また、姉歯元建築士やその他のコンサルタント関係者、建設業者も、強度設計の偽造により多額のお金を儲けていたことだろう。その裏で、大勢の人たちが不幸なめにあっている。
 豊かさや幸せにも大きく二種類のものがある。他人の不幸や苦しみの上に成り立つ幸せと、他人の幸せや喜びの上に成り立つ幸せだ。違法であろうが、合法であろうが、他人の不幸の上に成り立つ幸福や喜び、豊かさは本当のものではない。人の喜びや感動、幸せをもたらすことで得るものが本物なのだ。宝くじのように運任せで得る幸せは庶民の小さな夢といえるが、人の不幸や犠牲のもとに得た幸せはほんとうにうれしいものだろうか。人の不幸やミスにつけ込んで得た利益は、きっと身につかないだろう。いつまでもなにか後ろめたい気持ちで生きていくことになり、この世を去るときにきっと大きな後悔を感じることになるだろう。しかし、今の世の中は、そんなことを感じることもなく、ただラッキーと思う人が多いのだろうか。もう少し、人の不幸を自分の不幸と感じることができなければ、寂しい限りだと思うが、所詮は庶民のやっかみでしかないのか。
 世間の親達が、自分の稼ぎで子供に送るささやかなクリスマスプレゼントは、子供の幸せの上に成り立つ親の幸せで、これがほんとうの幸福のひとつだと思っている。

ベテランの活かし方

2005年12月15日 21時52分47秒 | 人生のノウハウ
 中日の川相選手が、選手兼メンタルアドバイザーに就任したという。今の世の中は、年長者が若い人たちにいろいろ教えることが少なくなっている。野球選手は社会人の一員とは言え、狭い社会で生きており、人と人の交流も限られていることだろう。若い選手達のために、川相選手のようなベテランが人生相談に乗り、アドバイスすることはとても大事なことだ。社会全体が年功序列の崩れた今、ベテランが若者に教える機会はほとんどない。こうした形で、仕事の先輩、人生の先輩、学校の先輩など多くのベテランが自分の経験や知恵を多くの若い人たちに伝えることが大切なのに、実力主義で何事も評価していたのでは、誰も自分の技術や知識、ノウハウを教えなくなってしまう。もう少し、経験豊かな年長者の活かし方を考えていかないともったいない気がする。

本格的な寒い冬きたる

2005年12月13日 22時11分53秒 | 人生のノウハウ
 寒波が訪れ、寒い日が続いている。冬らしい寒さとともに、人間の活動も落ちてくるものなのか、最近、ブログのネタも出てこない。寒い環境に住む哺乳類のほとんどが冬眠するように、人間にも冬眠の遺伝子が組み込まれているのかもしれないとふと思う。寒い冬は嫌いかといえば、そんなことはないし、むしろ冬は冬らしく寒いのが好みだ。冬の寒く暗い日が終わると、やがて必ず春がやって来る。子供の頃、春の雪解けどきにはうきうきしたし、なにか気持ちがうずくものだった。昔にくらべ季節感の薄い世の中になったとはいえ、まだまだ、年末は特別なものがあるね。まさに師走。いろいろ気ぜわしい思いに追い立てられるが、定年を迎える頃には、そんな気持ちもなくなるのだろうか。四季の移り変わりのはっきりした日本の暮らしはいいものだ。まさに時が巡っていることを実感できる。今年はいろいろあったが、来年はどんな年になるのだろう。ちょっと気が早いが、今年の暗い出来事は忘れ、いい思い出だけを残しておきたい。お前達も本格的な寒さに負けることなく、病気にかからないよう願っているよ。