平凡な父のHitori言

平凡なサラリーマンのありふれた道程の記録

辛いこともいつかはセピア色になる

2005年05月31日 22時48分09秒 | 人生のノウハウ
 ジーコジャパンが苦境に立たされている。キリンカップで二試合連続のノーゴールの負け。ジーコ解任の話も出ているようだ。監督の責任は重いとはいっても、実際に試合に出るのもプレーするのも選手達だ。また、野球では松井選手の調子もいまいちだ。今年の不調の大きな原因は、新聞の記事を読んだところでは、チームの勝利を第一に考えるため、チームの調子が悪かったときに自分のプレーに専念できていないことのようだ。精神的にも肉体的にも疲れているという。4番に座ってきっと負けると強い責任を感じているのだろう。野球はチームでやるもので一人の責任じゃないが、負けると4番打者は非難されるのが常だ。結果がすべてのスポーツの世界は過酷なものだ。なにごとも競争の世界は結果がすべてだが、その結果を出すために積み重ねている努力には眼が向けられない。せめて、一ファンとして駄目でも全力を尽くす姿、それまでの努力には陰ながら賛辞を送りたい。プロの世界、努力に賛辞を受けてもうれしくはないと思うが、一人の人間として努力を認めずにいられない。せめて、後悔のない試合、シーズンを送って欲しいと思う。時には楽しむゆとりが必要だと思うのだが、所詮は見るだけの者の戯言だろう。
 しかし、一生懸命やれば結果はともかくきっと一生忘れられない良い思い出になるだろう。結構長く生きてきた経験では年齢を重ねるとすべては良い思い出に変わっていくように感じる。若いときは苦しくて仕事をやめたいと思ったこともあったが、時がたつにつれセピア色の写真のように懐かしく楽しいことだけが残っている。


スランプ

2005年05月30日 22時00分45秒 | 人生のノウハウ
 ブログをはじめて2ヶ月が過ぎ、最近、自分でもスランプに落ち込んできたと思う。イチロー選手、松井選手も最近やや不調だ。どんなに一流選手でも必ずスランプはある。一流選手と二流選手の違いはそのスランプをどうやって乗り越えていくかだ。メジャーリーグに移って数年がたち、十分順応できたはずでも必ず何度かスランプが来る。一流の証とはそんなときも決して投げやりにならず、根気強く継続する力だと思う。スランプを乗り越えるには自分の中に閉じこもらず、常に前向きに考えることが大事だよ。結局、スランプは自分で乗り越えるしかないけれど、周りの話を聞くことや異分野のことに眼を向けることも必要だ。マンネリ化していることで普通にできたことを忘れてしまっていることがある。そんなときに気分を変えて、いろいろほかの事に眼を向けることで、自分のやってきたことがリフレッシュできる。
 平凡な父もスランプに落ち込んでいるがじっと我慢して頑張ろうと思う。誰にもスランプはある。お前達もマンネリ化やスランプに負けるな。壁を一つ一つぶち壊していくことではじめて新しい世界が見えてくる。苦労や悩みが多いほど喜びもひとしおだからね。

セールスの能力とは

2005年05月29日 22時04分50秒 | 人生のノウハウ
 家電量販店で思ったことだが、セールスの力とは豊かな商品知識はもとより、相手の気持ちを察し、自分が良いと思う商品に対する考え方を持っていることだと思う。いくら多くの商品知識を持っていても、お客にどの商品をどのような点ですすめるかという考えを持っていないと説得力がない。知識を並べるだけでは、特徴がなんなのか、なにが重要かわからない。相手がどのような商品を探しているか、その気持ちを察し、それにマッチしたモノを的確に進められるものが、優秀なセールスマンだと思った。相手の立場、買う側に立って商品を売ることが大切だ。技術者として商売、セールスは不得意だけれど、自分の知識、技能に溺れることなく相手の立場に立って考えることの重要性を振り返った一日だった。年齢を重ねても、普通のこと、当たり前のことを振り返ることの多い日々である。

理想と現実の間

2005年05月28日 23時41分14秒 | 人生のノウハウ
 人間は理想と現実のハザマで生きている。現実だけを見ていては生きていくのが辛くなる。理想だけでは暮らしていけない。人は常に理想と現実の隙間を少しでも埋めるように生きていくのが調度いい。目標や夢に向かうときは常に理想を胸に描き、実際に行動に移すときは綿密な計画を立てなければならない。
 計画を達成するためには、お金、モノ、時間が必要だが、自ずと制限がある。しかし、知恵、アイデアを出すことには制限がない。人間はお金、モノが足らないと行動のすべてに制限があるように感じてしまいがちだ。知恵、アイデアには何も制限がないんだよ。理想と現実のハザマを埋めるためにしなければならないことは頭を使って知恵を出しアイデアを搾り出すことだ。安易にお金、モノに頼ってしまうと本当の力はつかないし、理想を描く能力がなくなってしまうよ。ただ現実に向かうだけでは辛いだけだ。どんな時もビジョンや理想を心に抱き、しっかりと足元を固め、一歩一歩前に進みなさい。夢を描く力は行動力の源だよ。

小さな喜び

2005年05月26日 23時26分17秒 | 人生のノウハウ
 今多くの人が望んでいることは、人から認められたい、注目されたい、ほめられたいということなのかもしれない。インターネットが発達し、簡単に個人で情報発信できる世の中になった。しかも、日本中の人、場合によっては世界中の人に向かって自分の考えや思いなどを発信できる。さらにはお互いに意見や情報交換もできる。直接会ってコミュニケーションできる人の数は限界があるが、インターネットの世界では不特定多数を相手にできる。インターネットを通じて意見や情報を発信し、多くの人に認められ、注目されること、ほめられることを多くの人が望んでいるのだろう。しかし、平凡な父は身近な人から大切に思われることが一番大事だと感じる。見知らぬ百人,千人の人から認められ、注目され、ほめられることよりも身近にいる家族からいろいろけなされても必要とされることに小さな喜びを感じる。

ひらめき

2005年05月25日 23時14分42秒 | 人生のノウハウ
 なにごともひらめきによっておおきく進歩することがある。ある日突然にひらめき、これまでの停滞からうって変わって、目の前が大きく開けるときがある。ひらめきとは突然にやってくるもののように思うが、多分それは違う。無意識でも常に頭の中で考えていること、常にどうしたらもっとうまくいくのか、もっといい方法がないか、もっと上手になりたいなどというふうにどこか頭の片隅で常に考えていることが大切なんだと思う。そうした状態が続いているうちにふと考えが思い当たるのだと思う。結局、ひらめきというものは黙って待っているだけでは生まれてこない。いつも考え続けること、つよく思い続けることの実った形がひらめきだ。何もしないで突然にひらめきがやってきて進歩するだろと思ってはいけないよ。ひらめきは日々の強い思いの結晶だ。

気づき

2005年05月24日 21時57分33秒 | 人生のノウハウ
 普段、当たり前、普通、当然と思っていることが実は身の回りにはたくさんある。いつも周りに家族がいて、帰る家があり、平和な社会があり、朝昼晩、三食ご飯が食べられて、平穏な日常が過ぎていく。そんな日々を暮らしていると素晴らしいこと、大切なこと、不思議なこと、重要なもの、なくてはならない存在などに、いつしか気づかなくなっている。たまにはいろいろなことについて自分に問いかけて見ることが必要だ。どうして、なぜ、もしなかったらどうなんだろう、どんな意味があるんだろうとか、問い直して見るといい。常識と思っていること、当然のことが実はそうではないところがあるし、違う考えの人間もいるんだ。また、なにかを学ぼうとするとき、何も疑問を持たずにいると本当のおもしろさに気づかないものだ。時には立ち止まってなぜだろうと疑問を持つこと、それが新鮮なことへの気づきにつながり、きっと新たな発見を生むだろう。

ピンチとチャンス

2005年05月23日 21時58分47秒 | 人生のノウハウ
 ピンチはチャンスの裏返しだ。野球を見ているとよくわかる。ピンチをしのぎ苦しいイニングが続いていても、最小失点で何とか我慢していると、不思議にチャンスが来る。チャンスを逃してばかりいると逆にピンチがやってくる。野球でも人生でも、ピンチに強くチャンスを確実にものにできる者は、勝利や成功をつかむことができるんだ。負けていてもピンチをチャンスにできるためには、何事もポジティブに考えることと同時に、普段からの準備や練習が大事だ。十分な準備ができていてこそ、チャンスにびびることなくピンチに動じることもない。普段から十分トレーニングをしていれば失敗しても後悔することがない。
 ピンチに怯えず、チャンスに失敗を恐れてはならない。今の松井選手は本当にチャンスに強くなったと思うよ。お前達も決して後悔しないように十分な準備を心がけなさい。そうすればきっとピンチはチャンスと思えるようになる。

すべては小さなことの積み重ね

2005年05月22日 20時34分59秒 | 人生のノウハウ
 成功、失敗、いいこと、悪いこと、すべては小さなことの積み重ねだ。どんないいことも、毎日決めたことを実行する、社会のルールを守る、規則正しい生活をする、小さなうそでもつかない、ごまかさないなど日々の小さな積み重ねから生まれる。こんな小さいことなんかたいしたことじゃない、一回くらいいいだろう、どうでもいいやと思ったら駄目なんだよ。すべてのことはどこかでつながっているものだ。大成功、偉業、大記録も小さなことを積み重ねて生まれる。一流の人ほど小さいことを大事にし、見えないところで努力している。
 平凡な父も小さいことかもしれないが、自分で決めたことは、たまに怠けることもあるが続けているよ。ちりも積もれば山となるじゃないけど、小さいことを実行できないと大きなことはやれる訳がない。たまたま成功することがあっても、それは偶然で必然じゃない。お前達も、小さな努力を積み重ね、いいことも悪いことも自分の責任といえるように生きていって欲しい。少しずつ少しずつ頑張れ、いつか必ず、なにかいいかたちで返ってくるよ。

人の価値(Ⅱ)

2005年05月21日 22時32分12秒 | 人生のノウハウ
 昨日に続き、人の価値が何で決まるか、今思うところを書こう。これはまだ自分でもはっきりわからないからだ。きっと、人の価値は、どれだけ多くの人からなくてはならない存在と思われるか、必要とされるかで決まるのだろう。身分、立場、お金、能力これらのものを全部とっぱらっても、その人が多くの人からなくてはならないと思われること、それが人の価値だと思う。
 なくてはならない存在とは、いろいろなかたちがある。愛すべき存在、尊敬すべき存在、頼るべき存在、憧れの存在などだ。それはまた、その人がこの世から去ってからわかることが多いものだ。平凡な父にもなくてはならない存在はたくさんある。家族を含めた身近な人々はもちろん、大好きなスポーツ選手や映画俳優などだ。
 まだまだ、人の価値をわかるまでは時間がかかると思うが、なくてはならない人をこれからもたくさん持ち、自分自身も大切にしていきたいと思っている。