平凡な父のHitori言

平凡なサラリーマンのありふれた道程の記録

見事だった高校球児たち

2006年08月21日 21時51分16秒 | 独り言
 見事なゲームだった。どちらが勝っても不思議じゃない決勝戦だったが、早稲田実業が初優勝を遂げた。この勝敗を分けたものは、チャレンジャーとディフェンダーの立場の違いと早実が斉藤投手を先発させたことだろう。勝敗に関わらず連投のエースを出した潔さと選手層の厚さから先発投手選択の余地があった迷いの差だ。どちらにも勝たせたいと思うのが多くの高校野球ファンの気持ちだが、これからの出場選手の人生のためには決着をつけることが必要なのだろう。勝って驕らず、負けて挫けず、すべての選手達は全力を尽くした爽快感に包まれていると信じている。
 高校野球から思い起こされることが多いが、高校野球が続く限りは、なにとはいえないが日本の良き心は残っていく気がしてならない。高校球児から元気をもらった王監督もきっとおおいに喜んでいるに違いないね。


生きる目的

2006年08月19日 18時43分06秒 | 独り言
 戦争の時代とは、すべての人々が国のために死ぬことを目的に生きた時代。現代は生きる目的が見つからなかったり、失ったりで、死を迎える時代。
 生きる目的の選択肢が多い時代、何をしてよいのかわからない時代とは、なんとも贅沢で苦しい時代ともいえるのかもしれない。何も考える余地もなく、目的が決められておりやりたいことを我慢しなければならないことは、どうしてよいかわからず、生きる目的が見つからず、ただ楽をして生きることと比べてどちらが苦しいのだろう。本当はやりたいことさえ見つかれば、こんなに幸せな時代はないのに。見つからないのはすべて自分の責任だろうに。
 生きることに大きな意味はないが、目的はなくてはならない。ただなんとなく生きることだけはしたくないものだね。

終戦記念日を間近に思うこと

2006年08月13日 22時49分18秒 | 独り言
 もうすぐ終戦記念日。日本では靖国問題の議論がいまだに止まない。国際社会においても、レバノンは戦闘状態のままだし、イギリスではテロの未遂事件があった。人間が誕生し地球上で活動を始めて、有史以来二千年以上経つのに、戦争はなくならない。そのすべての根源は武器を発明してしまったことだ。人は人の力のみで戦う限り、そんなに戦い続けることはできないだろう。体と体のぶつかり合いで、争い、相手を殺したときには、その感触が永遠に体に残るに違いない。しかし、銃やミサイルなどの大量殺人兵器では、引き金や、ボタンを押すだけで、多くの命を殺めることができ、その実感もない。戦争をやめる一番の方法は、武器を捨てること、禁止することだ。昔、秀吉が刀狩をしたが、すべての兵器、武器を禁止し、捨て去ること、そんな簡単なこともできない世界には、地球温暖化を止めることもできないのかもしれない。
 日本は被爆した唯一の国として、世界の中で、中心的存在となり、戦争に反対すべきだ。そのためにも、靖国問題もちゃんと問題点を整理し、議論を尽くさないと何事も始まらないよね。心の問題として済ませていては、ほかの国々は理解できないし、話し合うこともできないだろうに。きちんと主張すべきことを主張し、そのうえで、論点を明らかにし、徹底的に話し合わないと、何にも進まない。武力に頼らず、徹底的に話し合うこと、それが基本のはずなのに、心の問題ではいつまでもすっきりしないままだよね。決して、話し合うことから逃げてはならない。不眠不休で話し合うことは、武力で解決するよりよっぽど簡単なはずだ。がんばれニッポン。

アマチュアスポーツはいいね

2006年08月08日 21時22分34秒 | 独り言
 プロスポーツ選手にも二つの種類の人間がいる気がする。そのスポーツが好きでプロになった人と、そのスポーツが儲かるからプロになった人だ。プロスポーツもビジネスであるからにはお金が稼げるにこしたことはないが、そうした人たちほどプレー以外でのパフォーマンスが多いように感じる。ファンが喜べばよいことだろうが、何か物足りなく思ってしまう。きっと失われつつある純真と呼ばれるものがないからだろう。
 高校野球を見ていると、アマチュアスポーツには純粋な気持ちが溢れていると感じる。観衆のことは関係なしに、プレーに専念しているし、決して最後まであきらめない。日本人が高校野球が好きな限り、日本人独特の良さはなくならないだろう。がんばれアマチュアスポーツ選手。スポーツをする者にとって一番大事なことは、そのスポーツが好きかどうかと言うことだよね。

プロスポーツと素人ファンのギャップ

2006年08月06日 17時44分49秒 | 独り言
 いよいよ今日から甲子園で高校野球夏の大会が始まった。どのチームも優勝を目指し、一生懸命プレーしている。高校野球では、一人はみんなのため、みんなは一人のためにとよくいわれるけれど、勝利を目指し、チーム一丸となって戦う姿は清々しいという言葉に尽きるね。負けて流す涙も、勝って見せる笑顔も、どちらも本当の姿だ。
 それに比べ、プロスポーツは、どんどん魅力がなくなっていく気がする。プロボクシングでも、今日もいろいろな人が意見をのべていたけれど、元プロボクサーやレフリーの方の中にも今回の判定方式では亀田選手が僅差で勝っているという人が結構いたね。インターネットのアンケートでは圧倒的に亀田選手の負けの意見が多かったが、素人には試合を見てもわからないと言うことか。そんなわけのわからない判定のプロスポーツってなんだろうと疑問を持ってしまうね。ビジネスのためなら、戦った者以外のところでいろいろな金儲けの上での都合があると言うことだろうか。二人のボクサーが全力を出し合って戦っても判定方法が訳のわからない方法じゃ、そのうち誰もプロスポーツを見なくなってしまうだろうに。プロスポーツもアマチュアスポーツも筋書きのないドラマだからこそ面白い。プロスポーツとは演出だらけのショービジネスとなってしまうのかねー。なんだかとっても寂しいよ。

未来ある若者よ、真実をみつめてほしいね

2006年08月03日 20時55分12秒 | 独り言
 昨日の夜から、世の中が騒々しいね。どうやら、大人の都合で金儲けの種にされた才能ある若者が非難を受けているらしい。周囲にもてはやされ、ちやほやされ、自分を見失なったものはこれまでもたくさんいたね。本当の自分を見つめ、素直にならないと、何が本物か、どこに真実があるのか、人の真心すらも見えなくなってしまうよ。余計なお世話かもしれないが、金儲けだけに眼がくらんでいる醜い大人はほとほといやだね。自分自身もやりきれないきもちでいっぱいだろうに。
 平凡な父には、未来ある若者がまっすぐ自分の信じる道を見つめ進む姿が一番素晴らしく思えるよ。甲子園のグランドに流す汗と涙、それと同じものを失っちゃいけないよね。

王監督、復帰おめでとう

2006年08月02日 22時29分10秒 | 野球
 今日は王監督の笑顔を見られてうれしかった。癌の手術が成功し、早くも、退院。さすがに現役、監督業と、長い間プロ野球界で体力を鍛えてきただけあって、たいしたものだ。まさに立派な大人の鑑だ。WBC、ペナントレースとほとんど休みなくやってきて、あっという間に癌手術を無事終え、九月には監督として復帰する予定だという。今の巨人の選手に古い言葉だがこの気概があったら、もう少しいい成績を残しているだろうにね。もともと才能に恵まれた選手達なのだから、精神的に強ければと思ってしまう。
 いくらハイテクの時代でも、人間がやるスポーツは精神的な強さが占める部分は大きい。その強さは、生まれついての才能や身体能力とは関係なしに、誰でも自らの努力で鍛えることができるものだし、例え年老いても保つことができるものだ。王監督の元気な姿を見られて、そんなことをつくづく思い起こされた。

夏の風物

2006年08月01日 20時24分49秒 | 独り言
 今日から、八月。長い梅雨があけ、太陽の季節、夏がやってきた。
風鈴、すだれ、蚊取り線香、金魚売り、ランニングシャツ、麦わら帽子、線香花火、日本の夏の風物がなくなりつつある。
 田舎暮らしには残っているのかな。
夏を涼しく、暑さを楽しむ日本の古くからの工夫。便利な電化生活もいいけれど、人の知恵で季節折々を上手に過ごす工夫をなんとか残していきたいものだね。