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1gの勇気

奥手な人の思考と試行

ストックとフロー

2008-01-27 01:00:51 | 1gの思いつき
物欲の話で、二年で70万円/年という話をしました。
まあ、ある一面から見れば正しいのですが、
違う面から見れば正しくない。

それは何かというと、所有と利用だ。
ストックとフローと言ってもよい。
所有にかかる費用は90万円。

利用にかかる費用は19万円/年だ。(ガソリン代を除く。)
90万円の価値は何かというと。
持っている楽しさ。だ。

気に入っているかどうか。
愛着をもてるかどうか。
例えば、くろくん。のりもせずとも毎日様子見。

ま、冬だけだと思うけど。
冬は霜が降りるので、毎日違う様子を見せます。
他の季節は代わり映えしないので、眺めにはいかんかの。

90万円というのは、手に入れた瞬間消滅するのだ。
それを二年に分けて計算するのは無意味。
単に道具として使うなら、そういう計算も良いと思いますが。

そうでないのなら、それは手に入れた瞬間に消えるのだ。
もちろん、買ったあともその価値はある。
でもそれは、市場価値などの客観的な価値ではなく、自分にとっての価値だ。

例えばうちのスピーカー。
二つで9万円。
今このスピーカーに9万円の価値はない。(中古だから。)

でも、ぼくにとっては、十分すぎるほどの音を出してくれるすばらしい道具。
今壊れたら迷わず買い直すでしょう。
壊れないでしょうけど。スピーカーなんて。

なので、購入価格は買った瞬間に消えるのだ。
となると、その一時費用が欲しいという気持ちにとって安いと思えるかどうかと、
先立つものがあるかどうかだ。

あとは、ランニングコストの19万円/年を払えるかどうか。
また、それを払うだけの価値があるかどうか。
くろくんにはそれがあると判断したから、買ったのだ。(27万円/年)

んー、スイフトに90万円。
微妙。諸経費込みで70万円にならんかの。
一定の需要はありそうなので(ぼくみたいなやつ)、一二年では値下がりしなさそうですが。

というわけで。ストックとフローはなにも経済学の話だけでなく、
日常生活にも当てはまるということを、ぼくの物欲から書いてみました。
ものを買うときはあまり深く考えず。今、買うそのときにその値段の価値があるかどうかで決めましょう。


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