1gの勇気

奥手な人の思考と試行

勇者もまた生態系の一部

2007-12-30 09:19:36 | 1gの思いつき
おはようございます。
水神です。
朝から雨ですな。

ふつーですな。
雪でないのがちと残念ですが。
まあよいです。

この部屋のストーブの前で、わんこがどでん。してます。
ストーブ大好き犬。
ストーブが嫌いな犬はいるんでしょうか。

灯油ストーブなので、犬的にはくさいと思うのですが。
気にならないようです。
というか、ストーブ大好き。

ぐーすかねてます。
触っても、む?
くらいです。無視です。

さて、本題。
「勇者のくせになまいきだ。」ゆうゲーム。
for PSPです。

値段はたったの 3,371円(by murauchi)。
ビジュアル...いや、ビジアル的にはファミコンっぽいドット絵なので、
その辺はまったく金かかってませんが。

おもろいの。
やっぱりね、ゲーマーの経験値を上げるゲームというのはやってておもろい。
やればやるほどうまくなる。

それも単に反射神経やパターンを覚えるだけでなく、
戦略を創意工夫していかねばならん。
チュートリアル(基礎練習)つきなので、何をしていいのかさっぱりということもない。

しかも。このゲーム、マニュアルにあるとおり、「ビオトープ」なのです。
要約...というか、意訳すると、昔は虫から始まり、
それを捕食するトカゲや鳥などが身近におりました。

虫同士の捕食もふつーに目にします。いや、しました。
しかしながら、昨今の都市化でそんな現象を見る機会もすっかり減少。
そんな子供達に生態系のというものを実感してもらえたら、いいなー。

ゆうゲームです。
豊かな魔物の生態系の中にときどき(いや、しょっちゅう)
容赦なく勇者が入り込んでジェノサイドしていきます。

そんな勇者(魔物からすると傍若無人な侵略者)を撃退するのがこのゲームです。
撃退するには、豊かな生態系が必要となります。
強者つまり生態系の頂点に立つものを生かすには、そのえさが必要です。

そのため、強いのだけ集めても「腹が減っては戦はできぬ」となります。
ちゃんとえさになる魔物も豊富にとりそろえねば。
うむうむ。すごいの。えらいの。

ゲームで言うと、それぞれの魔物の特徴などもいろいろあって、
ダンジョンというか、ただのアリの巣ですが、これの作り方次第で、
その能力が発揮できるかどうかが変わってくるという、アリの巣作り戦略も重要となります。

なので、意外と奥が深い。
全八ステージあるらしいですが、まだ四ステージ目で手も足もでません。
勇者強すぎ。まったく歯が立たず。

恐らくリリス(魔法使いの女の子)が鍵を握る思うのですが、
これがなかなか。そこまで手が回らん。
結構難しいです。アリの巣作りと魔物増殖の時間は短いですし。

時間制限があって、一定時間経つと、勇者がなんの断りもなく攻め入ってきます。
かなりむー。です。
こっちの都合もあるのだ。ちと、待つのだ。いいたい。

無駄っぽいですが。
勇者は神かなんかのつもりなんでしょう。
魔物退治は、正義だ。

魔物はただ地面の中でおとなしく暮らしているだけなのに。
それなのに、ジェノサイドなんて。
それはそれ、生態系なので。

えさがそこにあれば、えさは何も悪いことしてなくても皆殺しです。
自然とはえげつないですな。
そう考えると人間(主にアメリカ)のすることも、自然なのかもしれません。

...いや、やつらは同じ種(人間)を殺しているからの。
自分達の都合(言ってみれば捕食者の都合)で。
だめだの。勇者も勇者は殺さないのだ。

そういう意味では勇者のほうがなんぼかましな気がします。
そうそう。このゲームには魔力の栄養にあたる魔分(養分の魔力版)というのがあって、
初めは地下にはまったくありません。

この魔分は魔力を持った勇者が死んだり、
魔法を使ったりすることで地下に蓄えられていきます。
さっきのリリスもこの魔分を元に生まれます。

となると。これは魔王(地下で破壊神=プレーヤーの次に偉い人)がゆうてる通り、
勇者も地下世界の生態系の一部ともいえます。
勇者なくして、リリスは生まれず。

奥が深いの。
というわけで、肝は生態系です。
これを意識するとしないとでは、ゲームの進み方が変わってきます。

おもろいの。
おもろいけど肩こるの。
ゲームはほどほどにしましょう。


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