野菜刈り取られ、涙ぐむ園児たち
追伸:実はこういうことらしい(こちらの記事もお読みください)
注意:(追記)
この記事は上側のリンクのニュース記事を元に書いております。
ですが、その後下側のリンクのニュース記事があることを知りました。
以下は、水神の事実誤認に基づく内容となります。
直すのもめんどう(というか不可能)だし、上の記事が真実ならば。
という前提ならよいか。ということで、残してあります。
---注意ここまで---
久々にトレンドランキング見たらこんなニュースがトップになってた。
あと二週間で収穫できる園児たちが植えた芋や野菜が公権力を以て
公務員のおじさんたちによって刈り取られた。
で、その姿を園児たち(というか、その親やきっとなにがしかの団体が裏にいると思われる。。)が
プラカードをもって抗議している。
園児たちにはなんの罪もないが...なんかどっちもどっちだ。
ゆうのが感想です。
多分、このニュース九割を超えるひとが「ひどい」「非情」とゆうのでしょうが。
どっかで「鬼畜」ゆう言葉まで出てましたが。
そこで一つの事実。
「野菜畑は約20年前から園児用の菜園として利用。第二京阪の建設のため、
平成15年から用地買収の交渉が始まっていたが、保育園側は「大切な食育の場」
と拒絶していた。
食育も重要ですが、社会的に見れば高速道路も重要でしょう。
しかも、買収対象は畑だ。
交渉は五年もやってる。
もう一つ事実を。
「府は今月6日、強制的に撤去させる代執行令書を保育園側に交付。
園側は立ち退き取り消しを求めた裁判を起こした。訴訟はまだ係争中で、
大阪高裁が30日に決定を出す予定となっているが、府は高裁決定を待たずに
代執行に踏み切った。」
つまり、立ち退き命令はわずか十日前。
立ち退き取り消しの裁判を起こしてその決定が半月後に出る。
思うのは。なぜに大阪高裁は結論が出るまで行政を止めなかったか。ゆうこと。
そういう権限ってなかったんだっけ?裁判所。
あったような気もするのだが。時々出てくる差し止めゆうやつ。
法律に詳しくないので、間違っているかも知れません。
まずひとつは、五年もほったらかしにしていた大阪府が悪い。
行政代執行は結構。保育園の畑を高速道路にするのも、
行政側から考えれば当然のことだ。少なくとも法律的には問題ない。
が。なぜにそれを去冬にやらなかったのか。
まあ、できなかったんでしょうけど。意気地がなくて。
あるいは、めんどくさくてサボタージュ。
保育園側も、そんな残酷なシーンを敢えて園児に見せる必要があるのか?
教育としてどうなの?と疑問に感じる。
プラカード持たせて、泣き顔見させて、マスコミに撮らせて。
このニュースで感じたのは、大人の論理。
あるいは、大人の都合。
もっといえば、大人のエゴ。
それに巻き込まれた、園児たちはかわいそうです。
保育園側は園児と同一視されているようですが、
保育園の大人たちは、このニュースを読む限り大阪府とさして変わらない。
大阪府を鬼畜というなら、保育園の大人たちも鬼畜でしょう。
園児にプラカード持たせて、刈り取られる現場を敢えて見せる必要はないし、
これにより大阪府=悪の軍団というような刷り込みを行っている。
もっと、前向きなあるいは、双方の論理と結論を中立的に説明すべきでしょう。
...いや。相手が園児ということを考えれば、単に謝っておくというのがよかったかもしれません。
理由は「手違い」で結構。刈り取られる姿を見せるよりはなんぼかよい。
大阪府もなぜに二週間待てなかったのか。
確かに、事業収入の減少もあるだろうし、計画通りに進まなければ、
集めた人足の人件費の問題もあるだろうから、工事が予定通り進まないのはかなりの損失。
タダでさえ金ないのに。
でも。これだけニュースが駆け巡る世の中。
ここで寛容を見せておくことにより、今後の仕事もやりやすくなっただろうに。
大阪府も利用すればよかったのです。
本当は、10月16日にやりたかったのだが、園児たちのことを思い(保育園ではなく園児。)
二週間、行政代執行を伸ばした。と。(裏では、その代わり訴訟取り消しを求める。)
大人の政治的なやりとりなど、裏でやればいいのです。
表向きはどちらの顔も立つように、やるのが大人だと思うのですが。
多くの人が大事に思うのは園児のことなのですから、園児第一に考えれば違った結論もあったはずです。
はて。
トレンドランキングを見る限り、このニュースは多くの人の心を惹いたようです。
ぼくも惹かれました。
おそらくそれはなにか違和感があったからだと思います。
高速道路=公共事業=業者保護=利権。
こんな構図が頭に浮かぶのもひとつでしょう。
なので、高速道路を造ろうとする大阪府=悪。
というのもわかる。
結果として、保育園側は被害者。まあ、被害者か。
書いてて気づいた。
権力の有無だ。
反官びいきは世の常。
水神の大阪府にも言い分がある。ゆうのも反官びいきだ。
なぜなら、大阪府だけが悪い。ゆう風潮にちと反発してみた。
ゆうのが、この論調の根底にある。
園児がかわいそうというのと、園児を守るべき。ゆうのには、全面的に賛成。
でも、保育園側の強硬な自らの正義のみを守ろうとする姿勢は、宗教のそれに似ている。
大阪府のあまりに強硬な姿勢も、同様。
そうなのですな。権力を持っている側がそんな姿勢では、交渉にならん。
大阪府側の苦労もわからんではないですが、粘り強く交渉し、
最終的に、行政代執行するのもよいが、その時期の選定には権力者の度量を見せる必要があるでしょう。
なんかだらだら書いているので、結論が不明ですが、一応上記三行が結論です。
どちらも園児には政治的な抗争は見せないで欲しかった。というのが、感想。
いろいろ考えさせられたニュースでした。
---
追伸
どうも、私は産経新聞にだまされていたようです。
写真があったので、子供もプラカード持ってたかとおもったのですが。
よく見ると手前に一人子供がいるだけで、あとは全部大人です。
しかも、保育園側の説明では子供を立ち会わせたりはしてないとのこと。
大阪府側も四月から交渉してきた。最後のイベントをやったら立ち退くというなら、待った。とのこと。
詳しくは、こちら。
この手のニュースは気をつけて取り扱わねばの。
ニュースの出し手により、話(事実ではなく。)が曲げられている可能性がある。
追伸:実はこういうことらしい(こちらの記事もお読みください)
注意:(追記)
この記事は上側のリンクのニュース記事を元に書いております。
ですが、その後下側のリンクのニュース記事があることを知りました。
以下は、水神の事実誤認に基づく内容となります。
直すのもめんどう(というか不可能)だし、上の記事が真実ならば。
という前提ならよいか。ということで、残してあります。
---注意ここまで---
久々にトレンドランキング見たらこんなニュースがトップになってた。
あと二週間で収穫できる園児たちが植えた芋や野菜が公権力を以て
公務員のおじさんたちによって刈り取られた。
で、その姿を園児たち(というか、その親やきっとなにがしかの団体が裏にいると思われる。。)が
プラカードをもって抗議している。
園児たちにはなんの罪もないが...なんかどっちもどっちだ。
ゆうのが感想です。
多分、このニュース九割を超えるひとが「ひどい」「非情」とゆうのでしょうが。
どっかで「鬼畜」ゆう言葉まで出てましたが。
そこで一つの事実。
「野菜畑は約20年前から園児用の菜園として利用。第二京阪の建設のため、
平成15年から用地買収の交渉が始まっていたが、保育園側は「大切な食育の場」
と拒絶していた。
食育も重要ですが、社会的に見れば高速道路も重要でしょう。
しかも、買収対象は畑だ。
交渉は五年もやってる。
もう一つ事実を。
「府は今月6日、強制的に撤去させる代執行令書を保育園側に交付。
園側は立ち退き取り消しを求めた裁判を起こした。訴訟はまだ係争中で、
大阪高裁が30日に決定を出す予定となっているが、府は高裁決定を待たずに
代執行に踏み切った。」
つまり、立ち退き命令はわずか十日前。
立ち退き取り消しの裁判を起こしてその決定が半月後に出る。
思うのは。なぜに大阪高裁は結論が出るまで行政を止めなかったか。ゆうこと。
そういう権限ってなかったんだっけ?裁判所。
あったような気もするのだが。時々出てくる差し止めゆうやつ。
法律に詳しくないので、間違っているかも知れません。
まずひとつは、五年もほったらかしにしていた大阪府が悪い。
行政代執行は結構。保育園の畑を高速道路にするのも、
行政側から考えれば当然のことだ。少なくとも法律的には問題ない。
が。なぜにそれを去冬にやらなかったのか。
まあ、できなかったんでしょうけど。意気地がなくて。
あるいは、めんどくさくてサボタージュ。
保育園側も、そんな残酷なシーンを敢えて園児に見せる必要があるのか?
教育としてどうなの?と疑問に感じる。
プラカード持たせて、泣き顔見させて、マスコミに撮らせて。
このニュースで感じたのは、大人の論理。
あるいは、大人の都合。
もっといえば、大人のエゴ。
それに巻き込まれた、園児たちはかわいそうです。
保育園側は園児と同一視されているようですが、
保育園の大人たちは、このニュースを読む限り大阪府とさして変わらない。
大阪府を鬼畜というなら、保育園の大人たちも鬼畜でしょう。
園児にプラカード持たせて、刈り取られる現場を敢えて見せる必要はないし、
これにより大阪府=悪の軍団というような刷り込みを行っている。
もっと、前向きなあるいは、双方の論理と結論を中立的に説明すべきでしょう。
...いや。相手が園児ということを考えれば、単に謝っておくというのがよかったかもしれません。
理由は「手違い」で結構。刈り取られる姿を見せるよりはなんぼかよい。
大阪府もなぜに二週間待てなかったのか。
確かに、事業収入の減少もあるだろうし、計画通りに進まなければ、
集めた人足の人件費の問題もあるだろうから、工事が予定通り進まないのはかなりの損失。
タダでさえ金ないのに。
でも。これだけニュースが駆け巡る世の中。
ここで寛容を見せておくことにより、今後の仕事もやりやすくなっただろうに。
大阪府も利用すればよかったのです。
本当は、10月16日にやりたかったのだが、園児たちのことを思い(保育園ではなく園児。)
二週間、行政代執行を伸ばした。と。(裏では、その代わり訴訟取り消しを求める。)
大人の政治的なやりとりなど、裏でやればいいのです。
表向きはどちらの顔も立つように、やるのが大人だと思うのですが。
多くの人が大事に思うのは園児のことなのですから、園児第一に考えれば違った結論もあったはずです。
はて。
トレンドランキングを見る限り、このニュースは多くの人の心を惹いたようです。
ぼくも惹かれました。
おそらくそれはなにか違和感があったからだと思います。
高速道路=公共事業=業者保護=利権。
こんな構図が頭に浮かぶのもひとつでしょう。
なので、高速道路を造ろうとする大阪府=悪。
というのもわかる。
結果として、保育園側は被害者。まあ、被害者か。
書いてて気づいた。
権力の有無だ。
反官びいきは世の常。
水神の大阪府にも言い分がある。ゆうのも反官びいきだ。
なぜなら、大阪府だけが悪い。ゆう風潮にちと反発してみた。
ゆうのが、この論調の根底にある。
園児がかわいそうというのと、園児を守るべき。ゆうのには、全面的に賛成。
でも、保育園側の強硬な自らの正義のみを守ろうとする姿勢は、宗教のそれに似ている。
大阪府のあまりに強硬な姿勢も、同様。
そうなのですな。権力を持っている側がそんな姿勢では、交渉にならん。
大阪府側の苦労もわからんではないですが、粘り強く交渉し、
最終的に、行政代執行するのもよいが、その時期の選定には権力者の度量を見せる必要があるでしょう。
なんかだらだら書いているので、結論が不明ですが、一応上記三行が結論です。
どちらも園児には政治的な抗争は見せないで欲しかった。というのが、感想。
いろいろ考えさせられたニュースでした。
---
追伸
どうも、私は産経新聞にだまされていたようです。
写真があったので、子供もプラカード持ってたかとおもったのですが。
よく見ると手前に一人子供がいるだけで、あとは全部大人です。
しかも、保育園側の説明では子供を立ち会わせたりはしてないとのこと。
大阪府側も四月から交渉してきた。最後のイベントをやったら立ち退くというなら、待った。とのこと。
詳しくは、こちら。
この手のニュースは気をつけて取り扱わねばの。
ニュースの出し手により、話(事実ではなく。)が曲げられている可能性がある。
《園児達》の園児は、通園途中に立ち寄った園児で、代執行に園児は立ち会っていない。
《園児達》というのは、《立ち寄った園児と抗議する大人たち》という意味だったと。
園児にプラカード持たせたという事実もないとか。(たしかにそんな写真は一枚もなかった)
農地の周りはまだ買収交渉が残っているので、すぐに工事を始められるという状態でもないようです。
大阪府には、裁判所の決定を待って執行して欲しかったですね。
本当に子どもを第一に考えるなら芋掘りを前倒しすることもできたでしょう。言い方は悪いですがマスコミの前でパフォーマンスをしている
ように感じました
調べてみました。
asahi.comにその旨書いてありました。
双方とも事実誤認だ。と。
私もかなり脇が甘い。と感じた次第。
双方とも、記事よりは大人だということのようです。
すぐに工事を始められないなら、
こんな象徴的な(新聞社が好きそうな)ことしない方がお得だと思うのですけど。
裁判所の決定は、敢えて待たずに下手をして差し止めされたら大変なので強行した。可能性もゼロではない。
ケンカ両成敗ってところでしょうか。
両方に言い分があり、両方に非があるように思えます。
情報ありがとうございました。
記事自体は残してありますが、
追伸として教えていただいた内容を載せておきました。
私もそう見えます。実はその一点からこの記事を書いたのですけど。
ですが、敢えてそういう論調にしなかったのは、
そういう記事を書くと、ヒステリックにおまえは鬼だゆうコメントが入ってくることがあるので。
一応大阪府側の批判も書いときました。
あきさんのコメントにもあるとおり、
どうもあの産経新聞のニュースは真実ではないようです。
その後の双方の言い分がこちらのページにありますので、ご興味があれば、ご覧ください。
http://www.asahi.com/politics/update/1017/OSK200810170027.html