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いのち HEALING MUSIC GREENDOOR

2017年07月13日 14時54分49秒 | レビュー/感想
いのちあればこそ

私は古希を超えた人間だ。まだ若いとは思いつつ、若者ではない。
最近、いじめの自殺に心が痛む。自ら命を絶つわけだからつらいことが身辺に
起こっていることはわかる。
死ななければならないほどの。

私が十代のころ、死ということを真剣に考えたことがある。それは死ぬことではなく、
生きることの辛さを感じとっていたからだ。
家では親同士のいさかいが絶えない、学校では無口な変わり者として孤独だった。
暴力も受けた。頭を強打したため、長いこと頭痛に悩まされ、いつか死ぬのではないかと
思っていた。その不安は「生」ということに気が行っていて、死に対する不安のほうが大
きかったのだと思う。

生きていることはつらかったが、生きなければと思っていた。
なぜなら、未来に目を向けることができたからだ。
子ども心に、幼い子ども心でも、生きていれば何かがある。
辛くてもなりたい、やりたい希望は無限にあるものだ。それを忘れなかった。

いつまでも苦しいかもしれない、だが、死んだら何もかもなくなってしまう、
自分の存在が消えてしまうことのほうが怖かった。もちろん70年も生きたのだから
いろんなことがあった。喜怒哀楽というけれど、生きていなければ経験はない。
喜怒哀楽の様々な体験ができて、ここまで生きてきた。ただ、単純に生きていてよかったと
思うばかりである。

辛い、苦しい、もうやめにしたい、そう思っても、それを実行してはだめだ。
すべてが終わってしまう。悲しむ人とだって絶対にいるものだ。
まず、死を考えるのではなく、生きるということはなんだ、その先にあるのは未来だ、
時間は止まらない。
人間も時とともに変わるものだ。その変化が生である。死は時間の停止である、それを
我が身に受け入れてはならないのではないかと、強く思う。

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