DTM講座3 DAWとは 私も素人 HEALING MUSIC GREENDOOR
最後にDAWソフトの写真があります。
講座2でオーディオ・インターフェースが必要と話をした。そろえていただいたものとして
次のステップに行こう。
その前に音源の話が大事かな。DTMはコンピューター上で音楽を作るのだが、使われる音源は
2種類と考えればよい。WaveかMIDIだ。ほかにもあるが考えても混乱するだけなので今はこの
2種類の音源を考える。
コンピューター上でwaveファイルを作るには、手っ取り早いのが外部の音源を入れること、た
とえばギターとかピアノとかを自分で演奏する、あるいはマイクを使ってヴォーカルを取り込む
など、アナログ音声を取り込むことによってできる音楽ファイル、それがたいていはwaveファ
イルで、そのまま音声、音楽として使える。
だが、これには限界があり、楽器が弾けない、歌もうまくない、となるとwaveは連続的な音源
ファイルなので、ポツリポツリ入れたのでは使い物いならない。そこでMIDIという規格を使っ
た音源の出番だ。演奏ができる人は一気にも入れられるし、できない人はポツリポツリでも構
わないので音符あるいは音の高さと長さ、調子等を決めて、入力していく。このとき使うのが
MIDIという音楽規格である。
MIDIの入力楽器はたいていキーボードを使う場合が多い。キーボードは今はUSB接続のものが多
いが、トラック設定など面倒くさい面もある。私はトラックをアクティヴにした楽器の音楽が
取り込めるMIDI接続を初心者の方にお勧めするが、最近はMIDI端子さえないMIDIキーボードが
出回っているので注意をしてください。
使い方、入力方法については後日また触れたい。
MIDIというのは、MIDI規格に沿って作られたデータ、DAWをなどのソフト上で音声として扱う
ことができるファイルだが、その実態は数値化されたdateである。だから、これらMIDIデータ
によって送られる情報は、実際の音ではなく音楽の演奏情報(発音、音の高さ 、音の大きさ 、
といった楽器や音源へのメッセージ)であるので、そのデータサイズはオーディオデータ、つ
まりマイクなどで録音された実際の音の波形をデジタル化(サンプリング)したものに比べて
はるかに小さい。
そして何よりも大きなメリットは、MIDI規格によって、さまざまな楽器の音声が自由に作られ、
音色はほぼ無限に作ることも可能だ。例えば、ギターの音色は一つではない。ナイロン、ガッ
ト、クラッシック、ディストーション、クリーン、ごちゃごちゃ音、なんでもござれである。
で、ここで登場するのがDAWである。DAWとは、デジタル・オーディオ・ワークステーション
(Digital Audio Workstation、略称DAW)だが、デジタルで音声の録音、編集、ミキシングな
ど一連の作業が出来るように構成された一体型のシステムを指す。
これでは分かりにくいので簡単にいえば、waveファイルも、MIDIで作られた音楽ファイルも同
時に作り上げ、編集し、演奏することもできて、統合的・最終的に、waveなどの音声ファイル
に変換できるソフトのことである。
DAWソフトは、いろいろあるので紹介してもよいが、大事なのは、トラックと呼ばれる音声専用
の操作領域が、複数選択できるものが必要だ。例えば、waveなどのオーディオトラックとして、
トランペットの音声操作できるトラック、アルトサックスが操作できるトラック、などなど複数
の楽器が個別に操作編集できる領域=トラックが確保されていること。
それからMDI領域のトラックがあること。MIDIにもトランペットや、ギター、サックスなど様々
な音源が扱われる。その編集領域となるMIDIトラックが複数個必要です。安いものだと8トラッ
ク程度、高いものだと無制限にトラックが作れるものもある。
音楽編集をする場合、16トラックつまり16個の楽器が使えればたいていは用が足りるのでは
ないかと思うのですが、余裕をもって「36トラック」もあれば十分でしょう。
DAWソフトの値段はきりがありません。
安いものは数万円程度ですが、高いものになると二桁以上はいってしまいます。値段の違いは、
後でも触れますが、音楽編集をする際の様々まなアイテムをいかに手早く、使いやすくなってい
るかですが、具体的にはトラックの使い勝手、他のオーディオソフトとのプラグイン、重要なこ
とにオーディオ・ドライバーの選択などがあると思います。
あなたはDAWでどんなことをしたいですか。それによって選ぶソフトも変わってきます。
私はDTMは長いことやっていますが、楽器も弾けず、音楽を作るのはもっぱらMIDIインターフェー
スを使ったポツポツ入力によって作るか、サンプリング音源を活用して作るかのどちらかです。
プロのように演奏と一体化して音楽を作っているわけでないので、それを意識したうえで多少高度
なことにも対応できるSONARというDAWを使っています。
写真はSONARの作業領域の図です。わかりにくいかも知れませんが、トラックが16個、それに個々
の楽器が対応しています。波形(wave)のトラックはオーディオ・トラックです。この場合は
編集した曲を最終的にwaveファイルにMixした状態を示しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/11/1aca00966ec3d4410c9f4edf200b8ca4.png)
次回はソフト音源などに触れることにします。
最後にDAWソフトの写真があります。
講座2でオーディオ・インターフェースが必要と話をした。そろえていただいたものとして
次のステップに行こう。
その前に音源の話が大事かな。DTMはコンピューター上で音楽を作るのだが、使われる音源は
2種類と考えればよい。WaveかMIDIだ。ほかにもあるが考えても混乱するだけなので今はこの
2種類の音源を考える。
コンピューター上でwaveファイルを作るには、手っ取り早いのが外部の音源を入れること、た
とえばギターとかピアノとかを自分で演奏する、あるいはマイクを使ってヴォーカルを取り込む
など、アナログ音声を取り込むことによってできる音楽ファイル、それがたいていはwaveファ
イルで、そのまま音声、音楽として使える。
だが、これには限界があり、楽器が弾けない、歌もうまくない、となるとwaveは連続的な音源
ファイルなので、ポツリポツリ入れたのでは使い物いならない。そこでMIDIという規格を使っ
た音源の出番だ。演奏ができる人は一気にも入れられるし、できない人はポツリポツリでも構
わないので音符あるいは音の高さと長さ、調子等を決めて、入力していく。このとき使うのが
MIDIという音楽規格である。
MIDIの入力楽器はたいていキーボードを使う場合が多い。キーボードは今はUSB接続のものが多
いが、トラック設定など面倒くさい面もある。私はトラックをアクティヴにした楽器の音楽が
取り込めるMIDI接続を初心者の方にお勧めするが、最近はMIDI端子さえないMIDIキーボードが
出回っているので注意をしてください。
使い方、入力方法については後日また触れたい。
MIDIというのは、MIDI規格に沿って作られたデータ、DAWをなどのソフト上で音声として扱う
ことができるファイルだが、その実態は数値化されたdateである。だから、これらMIDIデータ
によって送られる情報は、実際の音ではなく音楽の演奏情報(発音、音の高さ 、音の大きさ 、
といった楽器や音源へのメッセージ)であるので、そのデータサイズはオーディオデータ、つ
まりマイクなどで録音された実際の音の波形をデジタル化(サンプリング)したものに比べて
はるかに小さい。
そして何よりも大きなメリットは、MIDI規格によって、さまざまな楽器の音声が自由に作られ、
音色はほぼ無限に作ることも可能だ。例えば、ギターの音色は一つではない。ナイロン、ガッ
ト、クラッシック、ディストーション、クリーン、ごちゃごちゃ音、なんでもござれである。
で、ここで登場するのがDAWである。DAWとは、デジタル・オーディオ・ワークステーション
(Digital Audio Workstation、略称DAW)だが、デジタルで音声の録音、編集、ミキシングな
ど一連の作業が出来るように構成された一体型のシステムを指す。
これでは分かりにくいので簡単にいえば、waveファイルも、MIDIで作られた音楽ファイルも同
時に作り上げ、編集し、演奏することもできて、統合的・最終的に、waveなどの音声ファイル
に変換できるソフトのことである。
DAWソフトは、いろいろあるので紹介してもよいが、大事なのは、トラックと呼ばれる音声専用
の操作領域が、複数選択できるものが必要だ。例えば、waveなどのオーディオトラックとして、
トランペットの音声操作できるトラック、アルトサックスが操作できるトラック、などなど複数
の楽器が個別に操作編集できる領域=トラックが確保されていること。
それからMDI領域のトラックがあること。MIDIにもトランペットや、ギター、サックスなど様々
な音源が扱われる。その編集領域となるMIDIトラックが複数個必要です。安いものだと8トラッ
ク程度、高いものだと無制限にトラックが作れるものもある。
音楽編集をする場合、16トラックつまり16個の楽器が使えればたいていは用が足りるのでは
ないかと思うのですが、余裕をもって「36トラック」もあれば十分でしょう。
DAWソフトの値段はきりがありません。
安いものは数万円程度ですが、高いものになると二桁以上はいってしまいます。値段の違いは、
後でも触れますが、音楽編集をする際の様々まなアイテムをいかに手早く、使いやすくなってい
るかですが、具体的にはトラックの使い勝手、他のオーディオソフトとのプラグイン、重要なこ
とにオーディオ・ドライバーの選択などがあると思います。
あなたはDAWでどんなことをしたいですか。それによって選ぶソフトも変わってきます。
私はDTMは長いことやっていますが、楽器も弾けず、音楽を作るのはもっぱらMIDIインターフェー
スを使ったポツポツ入力によって作るか、サンプリング音源を活用して作るかのどちらかです。
プロのように演奏と一体化して音楽を作っているわけでないので、それを意識したうえで多少高度
なことにも対応できるSONARというDAWを使っています。
写真はSONARの作業領域の図です。わかりにくいかも知れませんが、トラックが16個、それに個々
の楽器が対応しています。波形(wave)のトラックはオーディオ・トラックです。この場合は
編集した曲を最終的にwaveファイルにMixした状態を示しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/11/1aca00966ec3d4410c9f4edf200b8ca4.png)
次回はソフト音源などに触れることにします。