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Smoke

店の表を通る人を毎日写真で撮るたばこ屋の映画をご存知だろうか?

映画 『17歳のカルテ』

2008-02-21 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『17歳のカルテ』。

製作国 : アメリカ 2000年
配給 : ソニー・ピクチャーズエンタテインメント配給
キャスト:ウィノナ・ライダー 、アンジェリーナ・ジョリー、クレア・デュヴァル、
     ブリタニー・マーフィ、エリザベス・モス、ウーピー・ゴールドバーグ

60年代末、多感な少女が精神病院で体験した心の葛藤と友情の物語。

皆さんは心の葛藤って経験した事がありますか?
心がやる気を失くすと太るんですよ。意外でしょ?
身体が危機と判断して栄養を溜め込もうとする症状なんですって。
また、笑う事がガン予防になったり。
心って大事ですよね。

さて今回は、そりゃーあなた、これなら賞を取るでしょうよ、って作品です。
自殺未遂をした主人公は両親に精神病院送りにさせられる。
そこに入院している人達と夜中抜け出し、
遊んだり、自分のカルテを読んだり、それなりに楽しんでいた。
しかし、ある事件をきっかけに主人公は内面をさらけ出し、
自分と向き合う事で退院へと向かっていく。
が、しかし・・・!

まずね~、ウィノナ・ライダーは見た目が若いね。
30歳くらいでこの年齢の役でしょ?
アメリカ人でこういう風貌って珍しいよね。普通は年上に見えるのに。
この人、ホント昔から変わらない。

そしてアンジェリーナ・ジョリーね。
まず目に入ったのは金髪。
「珍しいなぁ。『60セカンズ』以来かなぁ・・・。」なんて思ってたら、
同じ年の製作なのね。
設定もあるかもしれないけど、この年は金髪が好みだったのかな。
それにこんなSexyな患者だったら、ある意味ヤバイって!
彼女の魅力がよく出てるし、殆ど彼女の作品?ってくらい際立ってた。
やっぱり彼女は前に出て光るタイプだよね。
(私は2番手で輝くタイプですケド・・・・。)
ちょっと『60セカンズ』の役とカブる感じも見受けられたけど。

ウーピー・ゴールドバーグが控えめな役柄で好感が持てた。
年取ると下手にチャラチャラしてる役より、
落ち着きがある役を選んだ方が説得力ある。

ストーリー的には60年代を余り感じさせないので、
ちょっとした所で「?」と背景を思い出させる。
それくらい現代も病んでいるし、
内容が理解出来るほど日常的になってきてるんだろね。

自分と向き合う。
意外としない事。

作品の中では主人公の物書きの特性を活かせ、とか、
言いたい事を取り留めなく話す、とか、
そうする事で向き合う事も出来る。
何でも無いことかもしれないけど、
変な精神科医よりは遥かに手応えがある。
精神病院モノで女子オンリーの内容って始めてかな~。
全般的にまとまってる。

変な薬に頼るより、
映画を見れば?
薬は悪友になるだけ。
良い友を探そう。