映画 『Ｌ．Ａ．コンフィデンシャル』

映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『Ｌ. Ａ.コンフィデンシャル』。

製作国 : アメリカ 1997年
配給 : 日本ヘラルド映画配給
キャスト：ケビン・スペイシー、ラッセル・クロウ、キム・ベイシンガー 、
　　　　　ダニー・デヴィート

50年代初期のロサンジェルスを舞台に、警察と暗黒組織でうごめく人間模様を
描いたサスペンス。

すべてレトロな雰囲気＆衣装。
警官の制服を見てよ。
そして目を見張る騙し、騙されの展開。
一つ一つのキーワードが最後に向けて1本になっていく。

脚本は「陰謀のセオリー」「ポストマン」のブライアン・ヘルゲランドと
カーティス・ハンソンの共同。
製作はハンソン、「ディアボロス 悪魔の扉」のアーノン・ミルチャン、
「心の指紋」のマイケル・ネイサンソンの共同。
どの映画もストーリーや展開がしっかりしてる。
俳優人はみーんな優れもの。
だからかな、サスペンスだけど安心して見れる。
音楽もオケだが、時代にあった音楽だ。

ラッセル・クロウのキカン坊な事！これだよ！
『シンデレラマン』と比べるとかなり太ってるけど。
娼婦役のキム・ベイシンガー扮する役が美しい熟女で花を添える。
いい年のとり方しておまんな。
ケビン・スペイシーが軽い役してる。
私はこんな軽い彼の役を見るのは初めてだったからビックリした。
最近は『スーパーマン』でビックリしたけどね。

この時はまだヒヨッコな感じのガイ・ピアースも、
後に『メメント』など、主役をはれる俳優に育ったね。
おばちゃんはうれしいよ。

でも警察はいつの時代も薄汚れですなぁ。
日本でもネタになる話があり、映画化できるんじゃない？