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Smoke

店の表を通る人を毎日写真で撮るたばこ屋の映画をご存知だろうか?

映画 『父親たちの星条旗』

2006-11-08 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『父親たちの星条旗』。(公開中につき、取り扱い注意!)

製作国 : アメリカ 2006年
配給 : ワーナー・ブラザース映画
キャスト: ライアン・フィリップ 、 ジェシー・ブラッドフォード 、 アダム・ビーチ

硫黄島で何があったのか。父は何故沈黙を続けたのか。
父親の人生を知るために、彼の息子が硫黄島の真実をたどり始めるストーリー。

戦争映画は苦手です。
目を覆いたくなるシーンが沢山出てくるし、
感想も極端に分かれる場合もあるし、
事実は受け止めなければいけないけど、
他人と意思の疎通が出来ない気がする。

この映画は戦闘シーンも凄かったけど(スピルバークが手掛けたらしい)
この人たちはその後幸せ暮らせたのか?
利用されるだけで忘れ去られてなかっただろうか?
晩年まで辛くはなかっただろうか?
と、通常の戦争映画とは違った感想だった。

可も無く、不可も無く、そんな後味だった。
感動しなかったとかじゃなく、
戦争自体に不信感を持っているので、心は動かない。
ただ、その後の話には興味が出た。

意図が全く分からなかったので、
クリント・イーストウッドの言い分も調べた。
どうこうではなく、こういった事実があった事を訴えたかったらしい。
それなら納得できる。

12月には日本側からの見方をした続編が公開される。
今回の事を踏まえて、望みたいと思う。