よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

言霊の力は侮れない

2017年04月25日 | 運気アップ
ある知己の話である。

イクメンの彼は、頭も良く要領も良い。仕事に対する能力も高かった。
しかし、サボり癖があり、よく「子どもに手がかかって」「子どもが病気で」と口実を述べ、やるべき仕事から逃げていた。

―――3人目の子ができたときに、先天性の疾患があることを医師に告げられたそうだ。



昔読んだ童話で、こんな内容のものがあった。

ヒルデブランドという嘘つきの少年に、鏡の中の姿が話しかける。
「君が嘘つきにならないよう、言葉にしたことすべてを真実にしよう」

鏡の精霊の言うとおり、彼のいうことは何でも実現した。

あるとき、友人が「僕の妹の目が見えなくなった」とこぼした。
ヒルデブランドはつい「僕の妹も目が見えなくなったんだ」と返した。

帰宅すると、妹の目から光が失われ、家族が嘆き悲しんでいた。

深く反省した彼に、鏡の精霊が諭す――「もう嘘は言わないね?」
「もう言わない、絶対」

彼の妹の目は見えるようになり、ヒルデブランドは正直な少年になった。
二度と鏡の精霊が語り掛けることはなかった。


随分小さいころに読んだ話だが、主人公の名前も明瞭におぼえている。

言霊の力は侮れないのだが、現実には痛い思いをしてもなお、気づかないひとも多々いるように思う。


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新しい花は古い花を枯らす

2017年04月24日 | コラム


カーネーションが好きだ。
花もちしない夏場を除けば、おおむね家に鎮座している。

まだまだ綺麗だが、散歩中に大輪で安い花束を見つけ、同じ花びんにまとめて活けてみた。

…結果、1日も経たないうちに古いほうのカーネーションがほぼ萎れてしまった。
数週間前、忙しくて水替えを怠っていたら、空気の乾燥によりすっかり花びんの水がなくなっていた。
その時でさえ、花は造形を保っていたというのに。

この現象は大抵起こる。
なぜ同じ花器を使うのかと言えば、口が広すぎて大量に入れないと、花が立たないからだ。

萎れた花は処分し、新しい花だけでまとめてみた。



考えてみれば、植物の命は常に新陳代謝を繰り返す。

次の花が咲けば、前の花は散る。
落花の後に、若葉が生い茂る。

花びんの中で、命のリレーが行われているのだろうか。

年長者は赤子を見て庇護欲や愛情等からより生命を燃やそうとするが、植物はただ淡々と後継者に命を渡していくのだろうか。


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GWの過ごし方

2017年04月24日 | 日記
「お題に参加してみよう」にそのうち出されそうだが…。
プロフィールにあるように、人の多いところが何より苦手なので、多分近場を逍遥する程度になると思う。

活気は好きだが、混雑は苦手。
「大晦日の夜に明治神宮に参拝したら100万円やるといわれても、絶対行かない私」だ。

理想の休日について、考えてみた。
ひたすら、読書三昧もいいなと思う。
日がな一日、昔好きだった漫画に耽溺するのも悪くない。
(遠藤淑子さんの漫画は、本当に癒されるし、気分が浄化される)



たまには引きこもりたいなと思うのだが、今の時期は新緑や花々が綺麗すぎて、ついつい出かけてしまう。
奇跡的に花粉症も治ったので、この爛漫の春を謳歌することができる。
何のかんの言っても、終日家にはいないのだろう。


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神社散歩(根津神社~小網神社~出雲大社分祠)

2017年04月23日 | 神社仏閣
都営地下鉄1日乗り放題切符(500円)を買って、ことりっぷタイム。

最初は、白山駅から徒歩10分の根津神社へ。現在つつじ祭りを開催している。


本郷通りの銀杏の若葉がみずみずしくて、清々しい。
金色の時期が美しいと珍重されるが、この時期の若い葉もなかなか生命力があって私は好きだ。

 
道なりに植えられたつつじの競演を楽しむ。


境内に乙女稲荷神社があった。


朱色に連なる鳥居をくぐっていく。


こちらが乙女稲荷さん。


外観はこんな感じで、少し異世界にいるような気分になる。


境内のつつじ苑は、まだ咲き始めで青々していたが、道程のつつじで満足している。


花販売所。


本殿に参拝。

ここから電車で人形町へ。



おなじみの小網神社に参拝。
強運厄除のお礼を申し上げる。
そして、小銭も全部洗う。

その後、六本木へ。


出雲大社分祠に参拝。
参拝した時、ちょうど挙式が行われていたので、外観のみ撮影。
確かに今日は大安だった。それにしても、私の吉祥に遭遇する確率はすごくないか?


この後、日比谷まで行き、Loftでお買い物。
Loftは品揃えが楽しくて、いくらでも過ごせる(男性は退屈だと思う)。
結局、今治のハンカチとペンケース、リップクリームをGET。



たくさん歩けて、大満足。近所の八重桜も綺麗だった。



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開運財布の作り方

2017年04月22日 | 運気アップ
開運を試みるのが好きだ。
あまりにのめり込み過ぎるのは逆効果だが、本人と周囲が負担にならない程度に行えば、気分が上がる。
それが吉祥につながるのだと思う。



別にお金に困っているわけではない。
安定した金運はあると感謝しながら暮らしているが、このところ少し浪費が続いているので、気を引き締めるために財布を新調した。

財布の色や購入時期、形などネットにはさまざまな情報があふれている。
形状と色は、自分が気に入ったものにすればいい。

春財布は「財布が張る」ので縁起がいいという。
新財布に万札をたくさん入れて、白い紙でくるんで9日間触れることなく暗いところに寝かせておくと、そのお金の量がデフォルトだと記憶し、仲間(諭吉さん)をたくさん呼んでくれるそうだ。

使用時期については、こちらのサイトを参考にした。

4月21日は「天赦日」「寅の日」の大吉日だったが、不成就日だったので使用はやめ、お財布に万札を詰めて、本棚の上にある高幡不動尊の護摩札前にお供えし、寝かせることにした。



暗所でもなく、白い紙にも包んでいないが(単に手順を忘れた)、大好きなお不動様が見守ってくれるから大丈夫!

9日寝かせなくても、自分がこの日!と思ったらそれが吉日。思い立ったら吉日。
不成就日や仏滅に子どもが生まれればめでたいし、大安だって凶事は起こるものだ。
(実験の意図がだんだん薄れている気がしなくもない。どんどん我流に変えるのが実に私らしい)

不動尊パワーで、3日寝かせればよいことにしよう。早く使いたいし。



24日が巳日(蛇は財運をつかさどる弁財天さまの眷属。弁財天さまも大好き)なので、その日から使おうかと思っている。
4月24日は、「良い節目」とも読める。お地蔵様の縁日でもある。
(どんどんネット情報の財運と逸れてこじつけに走っているが、自分がこれ!と思うことが何より大事なのだ)

無理のない範囲で楽しみながら、ゆるく運気アップを図っている。


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