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正月映画はこれだ!!!

2016年12月12日 08時00分00秒 | Weblog
今年の正月映画として「海賊とよばれた男」が上映されています。





原作者は三年前の正月映画「永遠の0」と同じ百田尚樹氏、
2012年7月発行で2016年12月現在、上下巻累計で420万突破
の大ベストセラーですので読んだ方も多いのではないでしょうか。
2013年の本屋大賞を受賞し大いに話題になりましたね。



300万部突破のデビュー作「永遠の0」が映画化されましたので、
いずれは本作も映画化されるだろうと思っていましたがやっと公開となりました。

更に原作者(百田尚樹)、監督(山﨑貴)、主演男優(岡田准一)が同じというのも
珍しいのではないでしょうか。

波乱万丈の人生を生きた現在の出光興産の創業者「出光佐三」をモデルに、
単行本上下巻2冊の原作は数々のエピソードが有り、2時間前後の映画に纏めるのは大変だったと思います。


しかしその中で削ってほしくないエピソードとして、大分県に関わる話があります。
出光が創業した場所は、今の北九州市門司区でした。隣の県という事なのでしょうか、
今の大分銀行の前身の二十三銀行やその後の大分合同銀行と取引があったのですが、
関東大震災の後や、昭和恐慌の際に他の金融機関の借入金の引き上げ要請で2回の倒産の危機に見舞われます。
しかし、いずれもその当時の支店長や頭取の決断により回避しています。
その舞台として大分銀行の旧本店、通称“赤レンガ館”が出てきますよ。

もしこのエピソードが映画でカットされていたら原作を読んで見て下さい。


そして、最大のエピソードといえば「日章丸事件」ですが(知らない方はネット検索)
「永遠の0」でこの監督のVFXの素晴らしは折り紙付きですから楽しみです。
真珠湾攻撃の空母赤城はかっこよかったですね~。



最近は創業者一族と経営陣が昭和シェルとの経営統合で揉めておりますが、
とにかく映画を見て面白いと思ったら原作も読んで下さい。熱い男とそれを支える男達の
それはそれは熱い熱い感動の物語です。
皆さん是非観て下さい。



最近休みの度に「西松屋」通いをしている
別府店  カマフチ
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