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温泉名人の読書日記

2020年01月12日 08時00分00秒 | Weblog

 

年が明けて早いもので、もう12日。

仕事も始まり、正月気分もあっという間に抜けてしまいました。

 

正月前には、久しぶりに休暇中はゆっくり読書でもしようと書店を物色、

そこでトマス・ハリスの「カリ・モーラ」を発見、13年ぶりの新作だったので即読了。

 

これまでの5作はすべて映画化され、「羊たちの沈黙」にあっては

世界的ベストセラー及び映画はアカデミー賞の作品賞・監督賞・主演男優賞

主演女優賞・脚本賞と主要5部門独占という実績のある作者の作品だけに期待しましたが、

期待しすぎてこれまでの作品に比べると少々残念な感もありました。

トマス・ハリスももう今年で80歳ですから仕方ないか。

まあこれが無名の新人であればサイコ・スリラーとしてそれなりの評価はできたと思いますが・・。

 

まあそう言う訳で、新たに正月用に図書館で再度物色し3冊ほど借りてまいりました。

 

 

「永世七冠 羽生善治」 羽生善治

 2018年に永世七冠となった棋士・羽生善治の対談・インタビュー・語録等

 

 ”羽生の言葉” 才能とは  才能とは一般的に生まれつき持った能力のことを言いますが

               私は、一番の才能とは同じペースで努力をし続けられる能力だと考えています。

 

     強くなるチャンス  人は追い込まれないと深く考えないし、そういうプレッシャーのなかでしか

               真の実力は養えません。

 

 

「新聞という病」 門田隆将

 ジャーナリスト、ノンフィクション作家、 ネットメディアの台頭により、

 新聞の衰退が激しいが、角度を付けた新聞報道の在り方に警鐘を鳴らす。

 

               ”自己の主張に都合のいい一方の情報だけを伝えて、都合が悪い情報は決して報じない日本の新聞。  

               もはや、そんなものは「新聞」とは呼ばない。”

 

 

「勝ちスイッチ」 井上尚弥

 WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者。世界3階級制覇王者。昨年117日の

 WBSSの決勝を前に、自身の思考、肉体、メンタル、モチベーション、そして未来について

 書き下ろしたボクシング選手初の自己啓発書。

 この本を読むと、なぜ強いのか・どんな環境で育ってきたのか・何を考えてボクシングを

 やっているのかがわかり、彼をますます応援したくなる。

 

 負けないことより、逃げないこと 

                       ”父に言われて、やらされている練習では勝てない。

                       自分から湧き出る主体性を持ち、自分からやらねば

                       本物にはなれないのである。

                       プロでの敗戦は、アマチュアの負けとは重みが違ってくる。

                       「やらされるのではなくやる」---なのだ。”



今年もよろしくお願いいたします。

別府店 カマフチ