温泉名人の温泉放浪記 其の３２９

立春をすぎて暦の上ではもう春なんですね。
津久見の河津桜のニュースをやっていましたが
まだまだ寒いです。

そんなときには温泉で温まりましょう。

今回は別府の温泉、数ある中で入浴料金が無料の温泉をご紹介しましょう。


こちらが鉄輪地区にある「熱の湯温泉」です。（ねつのゆおんせん）　　熱湯風呂ではありません。





しっかり年季がはいった風情です。




鉄輪温泉の奥の方になりますので道が狭いです。なので車の方は注意が必要です。
しかし、温泉の前に１３台分の無料駐車場がありますので便利ですよ。

こちらの温泉は、勿論、源泉かけ流しで塩化物泉のお湯になります。
よって少々塩っぱい味がします。
そしてこの温泉の特徴はメタケイ酸の多さです。
一般的に美人の湯・美肌の湯の定義の目安とされるのがメタケイ酸の量ですが、
メタケイ酸の含有量が50ｍｇ以上なら美肌に有効とされ、
100ｍｇ以上なら強力な美肌効果のあるお湯と言われています。
そしてなんとこの「熱の湯温泉」はメタケイ酸の含有量が６８９．６mg となっています。

温泉分析書
ここの右上のメタケイ酸の欄をご覧ください。凄いでしょ



ここの源泉の温度は８３．４度ですので熱めの温泉ではありますが、塩化物泉で体の芯から温まりますし
少しトロミのあるお湯で、天然の保湿成分の「メタケイ酸」を味わってみてはいかがでしょうか？
休日は観光客も増えますので平日がおすすめです。


一泊数万円の美人の湯を謳った高級温泉旅館なみの温泉が無料で入れますよ。



別府店　　　カマフチ