人みな仏の化身

復活！！「江戸しぐさ」

ということで、
東日本大震災の影響ですべてが自粛ムードですが、
このような時こそ心に栄養を・・・と、
「江戸しぐさ」紹介を再開です。

江戸の人々は、
この世に生きている人間はみな、
仏や先祖に見守られて生きている。
だから、
お互い教え合い、助け合い、いたわり合うのが当然と考えて、
日常生活のすべてがこの教えに従って、
社会が円滑に動いていたそうです。

「人みな仏の化身」と思えば親近感を覚えて、
優しい気持ちになれますね。
この優しい気持ちこそ、
「江戸しぐさ」への第一歩なんだそうです。

今は、
貧しい人や困っている人がいても無関心で、
自分の利益ばかりを考えている人が多いですね。

みんなで分かち合えばみんなが幸せになれるのに・・・。

今の人たちは、
「人みな仏の化身」と思っているでしょうか？

自分とはまったく関係のない赤の他人と考えて、
自分さえよければいいと考えている人が多いような気がします。

そのような自分勝手な考え方が、
周りに迷惑をかけても平気な現代人を生んでいるんですね。

　　※今回の大震災の影響でそのような人たちの考えも、
　　　以前より少しは良くなったような気がしますが・・・。

江戸の人たちのような、
優しい気持ちを取り戻したいですね。


　　　「江戸しぐさ」入門より


最近知人が被災地にミネラルウォーターを、
自治体を通じて送ってあげたと聞きました。
私は震災の現地に足を運び復興のお手伝いをするような、
勇気も志もないですが、
恥ずかしながら今いる場所からできることは、
知人のようにしてあげたいと思います。


　　　　大分店　ヤマモト