三国志

最近かなり久しぶりに三国志を読み返しています。

２０００年近く前の中国の歴史物語ですが、あらためて読むと

仁義の大切さがわかります。


仁義をおろそかに自己の利を優先するゆえに争いが起こり天下が乱れます。

共存共栄の考えは否定され、自己の野望を追求し続け、国や民は苦しみます。

もし仁義の心を各英雄が待っていれば、多くの人々はもっと

幸せになれたと思います。


現代社会でも近年仁義の心は薄れ自分の所が良ければ他は不幸でもかまわないという

経営者・個人が目立つように思えます。


建前だけの仁義を唱えてもても意味がありません。

共存共栄の世の中を造るには、本当の意味での仁義の心を

一人でも多くの人が持つことが大事だと思います。


私も劉備玄徳（りゅうび　げんとく）のような考え方が出来るよう

自己研鑽していかねばと三国志を読み返しつつ思う今日この頃です。


林　稔