そのへんの記事を読んでいて、『健全ロボ ダイミダラー』というアニメの名前が上がっていたのでなんとなく検索して一話だけ見てしまった。そのアニメの中にはダイミダラーを動かすためのHi-Ero粒子を放出させるために高校生の男・真玉橋が美容院プリンスのエージェント楚南と情熱的にスキンシップを図っているシーンがあった。男女の間で人間関係がそんなことが出来るぐらいに深まって行くほど健全と言って良いのか、周囲とのコミュニケーションやメディア、教育によって伝えられている社会的に定義された規則をいつの間にか破ってしまうほど脳みそが不健全で良くないと言って良いのかと意見の分かれるところだが前者であると捉えたほうがそのストーリーではうまく回るような感じなのでそう考えておくことにしようと感じた。
以前書いたように人間は視覚や聴覚から受ける直接的な快感というのは少なく、大抵、味覚や嗅覚、触覚から直接的には快感やら苦痛の刺激が生じてくるのだが、触覚から直接に生じる快感があるとされる濃密なスキンシップ行為をされて社会的な決まりを守って嫌がっているように見えるあの女子生徒をニュースでよく見るセクハラで訴えている女性と同じに捉えて、彼を刑務所や少年院、精神病院の閉鎖病棟に送ることを彼女は望むのかと少し考えたが彼女と関係のない善良な人間を無理やりそのようにするよりも生理的に嫌がるのではないかと勝手に想像した。彼はそれを通じて良いことをしている部類に入ると思われる。レイプという行為があるが接触時に快感でなく苦痛を与えて性的な接触をできないようにする行為であるということを知っている人は少ないが経験則で知って本当に人間はやってくる場合があって、性的な欲求が我慢できないからやっているのと混ざってよくわからなくなって今では性的欲求自体が最悪だといえる感じなっている。受け入れられる人と受け入れられない人で同じ行為をやっても逆の結果になるような差があるわけで受け入れられない状態から接触によって印象を変えて受け入れてもらえる状態までに持っていくというすごく難しいことを彼は成し遂げかけていると私は感じた。
古代から平成の初めぐらいまでは日本人は今よりもっと軽く性的なことをしていたので性感染症というものが蔓延しており、それをしない人間のほうが確かに正しかったであろうし、今でも間違いなく不特定多数の人とするのは本来的な意味で不健全な行為で止めるべきであったわけだが、その状況にはない彼らに当てはめると拡大しすぎで人生の長期的な楽しみを奪う事のような気がしないでもない。今後、この番組は録って置いたり眺めたりしないと思うがオラクルのデータベース資格がシルバーまで取れたらその限りではない。
例によってダイミダラーと似た感じの名前の物を探してみたのだが高野山で作られている胃腸に効くとされる民間薬の丸薬である『大師陀羅尼錠』というものを見つけた。同じものが二反田薬品工業から『御陀羅尼助』という名前で出ている。
陀羅尼というのは仏教の呪文のことであり、それに対して尊敬の念を込めて"御(おん)"をつけているわけだが現代人にそれを見せると御(み)と読み違えて(用法上誤っていないので可能性は高い)言葉の感じから少し逆効果になる可能性がないこともないと思われた。逆でないかもしれない場合は多いかも知れないのだがそれは社会的に秘密である。