この2日間の疲れで、今日は、何もする気が起こらなかった。
墓参りに行ったくらいだ。
寺に行くと、どこのお墓も彼岸花で飾られていて綺麗だった。
見知った顔とすれ違う。
あっちは、俺の顔、覚えているだろうか。
視線を一瞬交わすだけで、軽い会釈も、言葉も無い。
何も無くて当たり前なんだけど
何も無いことに、傷つけられたような気がした。
“挨拶くらいあってもいいんじゃないのか?”
“この人は、“親しくならなくてもいい人”だから、これでいいんだ。”
悟ったような言葉が頭の中を走る。
御機嫌如何ですか
私を 覚えていますか
(「御機嫌如何」中島みゆき)
でも…墓に手を合わせた後
そんなふうに、壁を作っている自分に気がついて笑えてきた。
素直じゃないよな。
寂しがってるのは自分じゃん。
こっちから言葉を出せばいいだけじゃん。
言葉は発するためにあるのだから。
あ、明日の一ヶ月点検、忘れないようにしなくっちゃだな。