9月。
誕生月です。
天秤座なんで。
なんとか、ここまで生きてこれました。 振り返ってみれば、いろいろあったような気がします。 胸を張って誇れるようなこと何か残したかと問われれば、「何も」と応えるしかないですが。
血迷ったことはありました。(笑)
でも恥じるようなことはないつもりです。
9月を迎えるたびに、生きているだけでいい…と思った21歳の夏を思い出します。 あの夏に出逢えた3人は元気でいるのかなと、いつも9月には、あの3人を思い出します。 腎臓移植をやった21。癌の摘出をやった21。甲状腺か何かのOPをやった21。
4つの人生が、たしかにあの夏、あの場所で交差し、4つの人生が、あの夏の夜、8階の窓から夜景を眺めながら、それぞれの未来を語りあいました。
生きていればこそ。
生きているだけで。
「元気でな」
退院する日に伝える言葉は、残される者にとってみれば、置いてきぼりくらったように感じる寂しい一言であり 、退院していく者にとっては娑婆に帰るための、白い壁との決別の言葉であり。
そうそう。
一度だけ、退院後に、外来で、癌の摘出をやった奴と出くわしましたっけ。そんときゃ、他の外来患者の目を気にすることもなく、力いっぱいハグしあいました。お互いがお互いに、 「お前がダメだったって聞いてたんだぜ~」って(笑)
9月を迎える度に、この21の夏を思い出すのは、なぜなんだろうなぁ。
死の意味すらわからなかった20代、(もちろん40代の今だってわかっちゃあいないですが) おぼろげながら、親しい奴らの中じゃ、俺が最初に逝くんだろうなぁと思ってました。 …が、先を越されることがちらほらでてきました。
生きていればこそ。
生きているだけで。
「長生きはするものよ」
80を超えた?瀬戸内寂少さんの言葉です。漢字あってんのかな?
80を超えた?方に言われたんじゃ 、反論なんぞできやしねぇって。
そのセリフには説得力がありすぎです。
「気長に気楽に」それくらいしかできません。
BGMは、「神々の詩」by 「姫神」。
…というわけで、
月末までプレゼントは承っておりますのでお気軽に(w