沖縄・離島 ビーチコーミングなどで入手した貝などを磨いたり綺麗にする方法をご紹介。
つやのあるタカラ貝やウズラ貝などは、なにも手を加えないほうが綺麗に感じます。
その他の貝などで、そのままでは藻などが付着しているものについては、バケツ1杯の水にキッチンハイターをキャップに2杯ほど入れて貝などをその中に浸します。(キッチンハイター以外の漂白剤も試しましたがキッチンハイターが一番良かった気がします。また、落ちが悪い場合には徐々に量を足しています。)
固体により違いますので毎日観察します。
浸した後に乾かしたウニと思われるものです。浸す前はかなりひどかった。
ちなみにウニは薄く割れやすいのでティッシュペーパーなどでくるみ、ジプロックに入れて手荷物で持ち帰りました。
お気に入りです。
シェルランプなんかにうってつけです。
次はタカセ貝。
浸した後に乾燥させた状態です。
薄く白い膜のようなものに覆われています。これを磨き落とします。
準備は
1 ワイヤーブラシ(小回りのきく歯ブラシのような形状のもの)
2 防塵メガネ
3 マスク
4 軍手
5 根気(笑)
ワイヤーブラシできつめに磨きます。(磨く時にかける加重の強さによって傷がついていないかを確認しながら)
磨いていますと白い粉塵が飛びます。磨くというかワイヤーブラシでそぎ落とすといった感じの方が近いかな。
時々粉を吹き飛ばして状態を確認します。パソコン掃除なんかに使うエアーブラシが便利かな。
磨いた後がこれ。
真珠層と思われる部分が非常に綺麗です。
大満足。
※ちなみに、真珠層全体を出すにはサンダーなど研磨機材が必要になりますが、ものすごい粉塵が出ますし、そこまでしてしまうと自然というより工芸品になってしまうような気がしまして今回は、行いませんでした。
※※今回は使用しませんでしたが、表面にがっつり石灰質(たぶん)が付着してしまっている時には、だめになってもかまわない小さいマイナスドライバーとトンカチを使ってはがします。ものすごく丁寧さを求められる作業になります。