ハタハタの1歩~側わん症とともに~

ハタハタのきまぐれな日記です!
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可能性を広げるための

2010-07-26 00:06:24 | 学び
朝日新聞の7月25日の社説を見ていて
その通りだと思ったのでブログを書いてみた。

以下記事

内向きの学生―世界は君を待っている

 米ハーバード大学でサンデル教授が担当する「正義」の授業は、日本のテレビでも放送されて話題になった。

 大教室で交わされる刺激的な議論とともに、驚かされるのは居並ぶ学生の多様さだ。アジア系の学生も目立つ。

 しかし、その激論の輪の中に日本の学生は少ない。昨年のハーバード大の留学生666人のうち韓国からが42人、中国36人、シンガポール22人、インド20人……。日本人は5人である。

 今春、来日したファウスト学長は「中国人も韓国人も増えているのに、日本人留学生だけが減っている」と、大学関係者に訴えた。

 米国への留学生は昨年、インドと中国が10万人前後、韓国も7万人を超え、前年より1、2割増えている。ところが、日本は3万人足らずで14%減らした。米国以外への留学が大きく増えているわけでもない。

 便利で居心地のいい日本を出たがらないのか、留学で将来が保証されるわけではない、と冷めているのか。

 少子化による競争のなか、大学は国際化をうたう。多くの大学が海外の大学と留学生の交換協定を結んでいる。

 同志社大学は約120校と協定がある。だが、短期の体験プログラムを用意したり、奨学金を設けたりしても、なかなか希望者が枠に達しないという。同じ悩みを抱える大学は多い。

 「外国のことはネットでわかる」と、あえて異文化の中に身を置いて冒険や苦労をしたがらない若者が増えている、と担当者は話す。

 学生や大学だけの問題ではない。若者を海外に出して鍛えようという意識が、社会全体に薄いのではないか。

 高校は日本の大学への進学しか眼中にない。英語教育すらその手段である。ところが、韓国には外国の大学を直接目指す高校がいくつもある。

 3年生から就職活動を始めないといけない企業の採用態勢も、学生の自由を狭めている。就活に追われる学生に海外に目を向ける余裕はない。

 「ヘリコプターペアレント」という言葉が、大学関係者のなかで飛び交う。大学生になっても監視下に置いておきたい親が増えているというのだ。

 「入学式にはスーツを着せた方がいいでしょうか」などという問い合わせはまだましだ。履修科目の相談まで親がしてくるという話もある。

 入り口も出口も国内にしばられ、親に空から見守られた中では、内向きな若者が育っていくのも無理はない。

 食糧、資源、気候変動、感染症……。世界の議論に加わらなければならない難問は山積している。企業も国際的に通用する人材を欲している。次世代を担う日本の若者が、なま暖かい繭に閉じこもっていていいはずはない。

 カチンときた学生諸君。思い切って海外に飛び出してみないか。

以上 朝日新聞7月25日朝刊社説


自分もまさにその通りだと思う。
ただ、なかなか勇気を出して海外へというのは難しい。
何しろ、自分も生暖かい日本の真ん中滋賀でさえ、
出たくなかったのだ

ただ、代わるきっかけになったのが、
大学での下宿生活がまず1つ。

本当に人生何があるかわからない。

もともと卒業した大学にいくことなんて
センター前には考えてなかった

でもセンター失敗して見栄を張りたいがために
困難でもなんとかなりそうな大学が卒業した大学。

正直、やばいと思ったときに初めて
人間はなんとかしようとする。

自分も下宿なんてできると思ってなかった。

海外なんて行くとも思っていなかった。

遠い世界の話だと思った。

でも、身近に海外はいいよ~とか
行ってくれる先輩や社会人の方がいっぱいいたから
興味が持てたし、自分で新たな世界を見たくなったということもある

結局は相手の火をどうつけるかだし、
ハードルを下げてあげることも必要

後は相手の可能性を広げるためのきっかけを
いろいろと話すことかな。

自分にもその役割はあると思うし、
改めてこの仕事がやれているというのは
恵まれているなと思った