ハタハタの1歩~側わん症とともに~

ハタハタのきまぐれな日記です!
側わん症とともにに生きてます!

おまえという人間は一人しかいない

2007-11-11 23:35:26 | 気づき
昨日、展示会の撤去作業のバイトに入った。
力仕事はないって聞いていたから入ったけど、
実際はけっこう重いものもあって、
しかも普通の人と変わりないように扱われるから、
自動的に、重いものも持たないといけない
ミスったなって思いながら、
でも、社会経験をしたいし、
おろおろする人間から卒業したいって気持ちもあるから、
がんばった
その分満足感は得られた

そこまではよかった。
でも、そこからおれの考えを変えさせる電話があった
それは入院していたときに同じ病室だったSさんだ。
「おまえ、バイトして金ためたい気持ちはわかる。
でもな、ハタハタという人間は1人しかいないんや。
だれもおまえのかわりなんかできない
それにな、時給800円程度でお前の将来の体を無駄にするな。
まだ、手術から1年もたってないし、
骨が固まっているかわからん。
それなのに無理して、金属折れたりしたら、
元も子もない。
親にも迷惑をかける。
いいか、親がおまえに何を望んでいるか、教えたろ。
親はな、おまえが元気で過ごせていたらそれが一番の幸せなんや。
無理して金ためてほしいとは思ってない。
だから、元気で生きている、それだけで幸せなんや。
お前という人間は1人しかいないんや。
もっと大事にしろ。」と。
もうそれ聞いて1人涙ぼろぼろ
おれは、とりあえずだめ人間から抜け出したいと思って、
社会経験を踏もうとバイトしていた。
でも、それで体壊したら、一生を棒に振ってしまうかもしれない。
今のおれの使命は病気を治すことなんだ
それが親にとっても幸せなことなんやと。

ありがとうって思った。
もう治るまで力仕事はしないでおこうと。
無理しても将来台無しにしたら終わりやしな。
反省します。