goo blog サービス終了のお知らせ 

少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

写真のエントロピー

2004-09-14 23:16:12 | 写真
ゴチャゴチャしすぎても訳が分からないし、あまりにすっきりしすぎてもつまらない。写真ってそんなもんですよね。写真にもエントロピーがあるとすると、写真のエントロピーはそこそこにあるのがいいということになるんでしょうね。そう、そこそこに。

エントロピーっていうのは、人が何について抽象化するかが明確になって初めて意味を持つのです。写真でも何を表現したいかということが、はっきりして初めて写真のエントロピーは定義できるのです。表現したいことを決めて、それをそこそこにごちゃごちゃっとして表現する。これが写真というものなのかもしれません。

6x6版の引き伸ばし

2004-09-13 21:04:29 | 写真
引き伸ばしをやろうと思ってLPLのキットを買いました。ついていた引き伸ばし器は、3301という35mm専用のものです。ハッセルを買うまでは何の問題もなかったのですが、今や6x6版の引き伸ばしができないのは致命的になってしまっています。今日はハッセルで撮った写真の内2枚だけ引き伸ばしに出しました。現像は自分でできるのですが、残念です。

ヨドバシカメラの子供写真展に8枚も応募したので、1等をとって5万円もらったら新しい機械を買いたいと思っています。結構いけるんじゃないかと本人は本気で思っています。

いい写真が撮れる時

2004-09-12 18:41:44 | 写真
さっき、公園で近所の子供達の写真を撮ってきました。夜、天体観測を一緒にするという約束をしたら、急にみんなポーズを取りはじめました。こういうコミュニケーションって大切ですね。いい写真がとれたなって思うときは、なんか心臓が少しドキドキする感じがします。被写体の子供の中に入っていくような不思議な感覚です。大人だとなかなか難しいですけどね。花の写真を撮る時も同じかなあ。でも、最近は人(特に子供)ばっかりです。モノの心より今は人の心だなあ。

マルチコントラスト印画紙

2004-09-11 21:56:07 | 写真
硬調や軟調などの印画紙の調子が変更できるように、三菱のフィルターセットを購入しました。これで0号から5号まで0.5刻みで調子を変えることができるようになりました。以前は2号ばかり使っていましたが、今日は少し濃いネガだったので1.5号で焼いてみました。思ったより0.5号の違いは大きく、ややボーっとした感じになったので結局2号でやり直しました。

本を見ると号数を変えて多重露光して焼きこみなどをやるテクニックがあるそうです。まだそこまでいけませんが、いろいろためして見たいと思います。

増感現像その後

2004-09-11 21:42:43 | 写真
フジのプロドールEを使って現像をしました。26度での標準現像時間は現液で4分ほどでしたが、これを4分30秒にして見ました。出来上がりは、コッテリとしたネガで、結構いい感じでした。KLASSEでは増感をすることができないので(毎回補正をいじくればできる事はできますが、フラッシュをたいたときとかは、補正をすると必ずカメラにしかられて上手くいきません。)という訳で、撮影を増感したわけではないのですが、見た感じのネガの仕上がりはよくなった印象を持ちました。

増感どうこうというよりも、標準より多少長めの現像時間の方がいいということかもしれません。15秒、30秒程度の時間制御で結構結果にきいてくることが分かりました。条件を肌で感じることって大切だと思います。

フォトグラファーの孤独

2004-09-10 10:14:04 | 写真
もし、写真に意味があるとすると、そこには必然的に生じる意味が一つあることに気がつきました。それは、写真を撮る人はその写真には含まれないということです。セルフタイマーがあれば良いですが、そうでないとすると撮られた写真にはその人は決して含まれないということになります。フォトグラファーは孤独な存在なのですね。

増感現像

2004-09-07 21:33:45 | 写真
ハッセルを使って写真を撮る時、フラッシュがないのでなかなか出番がないと思っていました。が、現像を自分でやるんだから増感現像という手があることに気がつきました。つまりISO400のフィルムなら2段の増感でISO1600並になる訳です。15分の1のシャッターが60分の1なら手持ちでもいけそうです。

現像を増感するときはどのくらい現像条件を変えるんだろう?調べてみよっと。どのくらい粒子が荒れるかも調べてみたいところです。

室内でのフラッシュ撮影

2004-09-07 21:29:07 | 写真
この間、新宿のパークタワーの一階でモダンアートっぽい展示をやっていました。BMWのエンジンを赤く塗った机とかキンキラキンの人形やらいろんなものがありました。KLASSEにはベルビアがはいっていたので、この真っ赤な色がコッテリ出るだろうと思ってバシャバシャ写真をとりました。プログラムオートで撮るとフラッシュになりました。結構いい感じになったかなと思ったのに、できてきた写真は暗くて全然だめでした。

KLASSEはシャッタースピードが表示されないので、イマイチどうなっているのかが分かりません。でもP-AUTOでとったので、もうちょっといい具合に映っているかと思ったのですが。なぜだろう?