お盆前後に発生することの多い、海水浴皮膚炎(プランクトン皮膚炎)ですが、今年は早くも発生しているようです。
音戸の海水浴場で泳がれた方が発症されています。
海水浴皮膚炎(プランクトン皮膚炎)とは、水着で覆われた部分に一致して出現する、そう痒を伴う米粒大~大豆大の紅斑あるいは紅色丘疹です。
エビ、カニの卵からうかしたばかりのプランクトンの生物の棘が、圧迫などにより皮膚に刺入して起こされる皮膚炎です。
そのため通常圧迫の起こらない露出部位には皮膚炎は生じません。
1・2週間で自然治癒しますが、かゆみが強い場合には抗アレルギー剤内服やステロイド外用を行います。
海で泳がれる場合には、海水浴後に水着を脱いで水着の当たっている部位をしっかりシャワーで洗い流すようにしてください。