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はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
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癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

二十一世紀枠って何?

2012年03月19日 | 日記
もうすぐ春の甲子園野球が始まります。
熊本代表である九州学院の初戦の相手は北海道の女満別ですが、”二十一世紀枠”で選ばれた高校だそうです。
地区予選でベスト8(高校数128以上の地区ではベスト16)に残ることが必要条件ですが、
ざっと計算しても数百校が候補に上がるはずです。(約400校 マイナス 私立校)
その中から3校が選ばれるわけですが、その選ばれた高校との対戦では勝ったにも関わらず選ばれない高校が続出しているはずです。
僻地や離島であるハンディを乗り越えて頑張っているとか、偏差値が高いのに健闘しているなど、選考基準は明確ではありません。
ただ一つ言えるのは、これまでに選ばれた29校は、すべてが公立校であり、私立校はノーチャンスであるということくらいです。
高野連のオエラガタの独断によって決定するようです。
それならば、”高野連枠”と呼ぶべきではないでしょうか。
そもそも、公平で有るべきスポーツの場で、地区予選で敗退したにも関わらず、あこがれの甲子園に、
裏口入学のような形で出場させることに、何故マスコミは異を唱えないのでしょうか。

夏の甲子園の出場基準が”地区予選の優勝”とシンプルであるのに対して、春の甲子園は微妙です。
九州大会でベスト4に入っても、まだ安心できないのです。
準決勝で大敗を喫したりすると、準々決勝で優勝校に接戦の末敗れた高校が逆転で選ばれることがあるのです。
これも高野連のオエラガタの独断で決まります。

私は野球とは何の関わりも有りませんが、昔から高野連が嫌いです。
特に、一部の部員の不祥事(喫煙、万引き、喧嘩、飲酒など)で出場を辞退させることには反対です。
連帯責任という考え方は、時代に関わらず、間違ったものであると思います。