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はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
パーキンソン病にはグルタチオン点滴を
癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

67回目の誕生日

2018年06月19日 | アンチエイジング
私は昭和26年6月19日生まれです。
67歳ですか....ジジイですよね。

昔からそうであり、今でもそうですが、67歳の男性患者さんが来られた際には、半ば、お年寄りとして接遇することのほうが多いようです。
長年患者さんたちを観察し、自分自身も齢を重ねていくうちに、男性の年齢別のパターンが浮き彫りになってきました。

25歳から35歳までは、男盛りというのでしょうか元気バリバリです。
35歳から45歳までは、筋力は低下していくものの、メンタル的には若者と同じです。
45歳から55歳までは、筋力は明らかに低下していきますが、中年の脂ぎったスケベさは残っています。
55歳から65歳までは、スケベさが薄れていき、筋力も体力も低下を続けます。

そして、65歳から急激に老化が進行し、70歳でジジイが完成されるのです。

私は、今、まさに、急激な老化に襲われているのです。



これは先月購入したグッズです。
最近ジョニ黒の栓を開けるのに苦労するようになりました。
努力をすれば開けられるのですが、酔っ払いにとっては結構なストレスです。
このすべり止めグッズをつかえば、た易く開けることができます。
しかし、このグッズこそが、私の老化のシンボルのようにも思えます。

とにかく、座して死を待つ?わけにもいきませんので、老化と戦って生きていきます。

作戦としては
① 糖質制限
② 運動
③ ドーピング  です。

① については、もうベテランの域に達していますので心配ありません。
② については、毎日犬の散歩がてら、無人の梅林公園に行き、全力で20分近く歩いています。
  さらには、毎日ゴルフの打ちっぱなしに通っています。
  3月1日に練習を開始してからさぼったのはわずか11日間だけです。
  10日で1日しか休まない計算になります。
  練習が面白くてたまりません。
  現在が人生で最もゴルフにはまっている季節です。
  ゴルフのウォーミングアップを兼ねて、毎日ストレッチと軽い自重筋トレも欠かしません。
③ については様々なマルチビタミン剤、ミネラル、プラセンタ注射、睡眠サプリメントのメラトニン、
  さらには3か月に1回のペースで男性ホルモンの筋肉注射もしています。
  この男性ホルモンの注射は当然のことながら頭のハゲを進行させます。
  注射を始めて1年半ですが、前髪の大半を失いつつあります。
  しかし、背に腹は代えられません。

  男性ホルモンのメリットは骨や筋肉の強度を維持し、動脈硬化を予防し、内臓脂肪の増加を抑制します。
  精神面でもメリットがあって、やる気、判断力、決断力をサポートします。
  さらに認知機能を強化し、ドーパミンの産生を促すことにより達成感と満足感をもたらします。
  このことは幸福な人生に直結します。
  また、スケベ心が回復します。すなわち男性としての自信が甦るのです。

  目指せスケベそうな70歳‼
  
  アンチエイジングについては以前にもカテゴリーを作っていたので、これからも時々アップしていきます。



男性更年期障害

2013年03月01日 | アンチエイジング
昨夜はニューオータニでの勉強会の後に、T君と、”ステーキの島崎”で軽く一杯やって、”居酒屋二貝”に回りました。
そこで、話題が男性ホルモンに及んだ時に、T君が、”LOH症候群”という耳慣れない病名を口にしました。
男性更年期の事だそうですが、LOHが何の略号なのかは不明でした。
そこで今日検索してみますと、”Late Onset Hypogonadotoropinism”、 訳せば、”晩発生性ホルモン減少症”でした。

男性のフリーテストステロン(以下FTと表記する)は毎年1~2%減少していくそうです。

FT減少によって生じるリスクを列挙してみます。
メタボ、糖尿病、AGE増加、心血管イベントの増加、高血圧、前立腺癌、うつ病と自殺企図、性機能低下です。

ホルモン補充によって期待されるメリットを列挙します。
メタボの改善、糖尿病の改善、睡眠時無呼吸発作の改善、心機能改善と狭心症予防、下部尿路症状の改善、うつの改善、性機能の改善です。

とりあえずは、来週血液検査で私自身のFT値を調べてみるつもりです。


人間の寿命は100歳?

2012年12月25日 | アンチエイジング


総論は4つの章に分かれていて

1.50歳前後まではブドウ糖をエネルギー源としてもよいが、その後は糖質制限に変更するべきだ。
2.染色体の末端にテロメアという構造物が鞘のようにかぶさっている。
  テロメアは染色体がバラバラになる(すなわち細胞が死ぬ)のを防いでいる。
  テロメアは寿命の回数券とも呼ばれ、使い切ると寿命も尽きる。
  テロメアは病気によって死滅した細胞を、細胞分裂で補う時に消費される。
  したがって、肥満や高血圧、糖尿病では細胞が死滅しやすいのでテロメアの消費がおこる。
  活性酸素はテロメアを破壊する。
3.長寿遺伝子が人間には7種類あることがわかっている。
  しかし、普段は細胞の中で眠っている。
  長寿遺伝子をオンにする条件は、50歳以上であることと、糖質制限と適度な運動である。
4.腸内細菌をバランス良く増やすことが免疫力を高めるし、認知症やうつ病を予防する。

  ですが、2.3.4章は私にとって新しい知識ですので勉強になりました。

各論ではひたすら飲食物の話になります。

1.摂取すべき物
  野菜全般、きのこ、豆、ベリー、海藻類、発酵食品(生味噌、納豆、ぬか漬け、チーズ)
  週に4回の肉料理と週に2回の魚料理、スパイス、赤ワイン、プロポリス、DHA、EPA
  硬水、アルカリイオン水、水素水

2.摂取を避けるべき物
  白物(白ご飯、白パン、うどん)、水道水、防腐剤が入っている物、トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング)

アルコールが強い人は、休肝日を作る必要は無いそうですが、赤ワイン2杯くらいが限度だそうです。
著者は73歳の医学博士で、”酒と女は2号まで。”という言い回しで紹介しています。
聞いたことは有りませんでしたが、うまい表現にニヤッとさせられました。