はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
パーキンソン病にはグルタチオン点滴を
癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

隠れ酒

2020年01月22日 | お酒
19日の日曜日は熊本市の新名所である桜町ビルへ映画を観に出かけました。
午後1時からの上映だったのですが遅刻してしまい、次の上映時間である3時45分まで2時間半もの間、時間を潰さねばなりませんでした。
とりあえずは地下のフードコートに行き、中津の唐揚げを食べながらハイボールを飲みました。
それでもまだ2時間以上も時間が余っています。
そこで私はウィスキーをチビチビ飲み続けるという明らかに愚かな作戦を立てました。
地下の食料品売り場でサントリーの角瓶のポケットサイズを買い求めました。
これならばブレザーのポケットにすっぽり入るので簡単に隠せます。

後は、人目に付かずに座って飲むことができるベンチを探すだけですが、すぐに見つけました。
エスカレーターを3階まで登ると、そこは行き止まりで、左に回るとシネマです。
右に回るのは遠回りですしフィットネスジムしかありません。
それでなくても人間はT字路にぶつかると、ほとんどの人が左に行くことを選択するそうなのです。
人通りの少ない静かなベンチに座って、ガラス越しにスタイルの良い女性トレーナーのへそだしユニフォームを鑑賞しながら
素早くポケットからウィスキーを取り出してラッパ飲みし、素早くポケットにしまうという動作を繰り返しました。
何故素早くやるのかといえば、やはり他人に見られたくはないからです。
逆の立場で、真昼間から、こんな場所でウィスキーをラッパ飲みしているジジイを見かけたら、アル中で人生の落ちこぼれとみなすでしょう。
しかし、生で飲むウィスキーは格別に美味しかったのです。
理由は簡単です。昔から、” 一番美味い酒は隠れて飲む酒だ ”、と言うではありませんか。

持ち込み禁止のシネマにもこっそりと持ち込んで飲み続け、映画が終わった時にはポケット瓶は空になっていました。
その後は2階にある行きつけの居酒屋、” 竹乃屋 ” に入り濃いめのハイボールで、普通に飲み方を始めました。

まあ、優雅な休日だったのですが、帰宅してから事件が起こったのです。
クリニックの裏は月極め駐車場で、調剤薬局の契約ブースがあるのですが、休日の前の晩はそこに車を止めるのが常でした。
その日も、そこに停めていたのですが、翌朝には調剤のスタッフが出勤してくるので空けておく必要がありました。
で、酔っ払い運転ではありますが、十徳やとの共同駐車場に車を移動させようとしました。
左折で公道に出て10mほど走り、すぐに左折で十徳やの駐車場に入りました。
そして頭から馴染みのブースに入ろうとしたのですが、いつもの通り右に頭を振ったとたんに、コーナーの壁で右の車体をこすってしまったのです。
翌朝確認してみると右ドアからタイヤハウスへの擦過傷がありましたが軽症で、板金修理が必要かどうか微妙でした。
ところが、昼休みに用事があって車を走らせたのですがハンドリングに違和感を感じました。
降りて確認すると右の後輪がパンクしているではありませんか。
サイドウォールのパンクですので修理は不可能です。新品のタイヤを購入するしかありませんでした。
それも、片側だけだとバランスが悪くなるので、リアタイヤは2本とも交換する必要がありました。
私のスカイラインクーペ370GTはBRIDGESTONE の POTENZA 245/45 R18 を履いていたのですが
あまりにも乗り心地が悪すぎたので 横浜タイヤの ADVAN に銘柄を変更しました。
それが大成功で乗り心地は劇的にマイルドになりハンドリングもコントローラブルになりました。
けがの功名でしょうか?ただし代償として7万円以上の出費を伴いました。
まだ板金には出していませんが、20年ぶりの飲酒運転は10万円以上のペナルティーで幕を降ろしそうです。
人身事故でなかったのが、せめてもの救いだと思います。
若ければともかく、ジジイの飲酒運転は破滅するリスクが高すぎるようです。反省 m(__)m