goo blog サービス終了のお知らせ 

“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

【算命学私論】桃太郎伝説とともに東日本大震災で得た教訓を忘れずにいよう!

2025年03月11日 12時00分58秒 | Weblog
今日3月11日はあの東日本大震災が起きた忘れられない日。

14年前の2011年3月11日14時46分、
宮城県牡鹿半島の東南東130㎞付近を震源とするマグニチュード9.0の大地震が発生、
その直後、地震による大津波が東北から関東の太平洋沿岸に押し寄せ、
死者15,900人、行方不明者2,520人(2024年3月現在)という甚大な被害を及ぼしました。
忘れもしません、そして、決して忘れてはいけない大惨事です。

地震発生時、私は東京・浜松町の文化放送8階の会議室で、
この2日後の3月13日の生放送の番組の打ち合わせ中でした。
突然襲ってきた激しい揺れに驚き、何が起きたのかと窓の外を見ると、
JRの線路をはさんだ向こう側にある浜サイトの高層ビルが
まるで振り子のように左右に大きく揺れていたのをいまでも鮮明に記憶しています。

それにしてもなぜあの日あの時あのような未曽有の大地震が起きたのでしょう?

これは一つの推論、いや暴論ともいえるので
不快に感じた場合は聞き流していただきたいのですが、
先日の岩手県大船渡市の山林火災の折に書いたブログでも述べたように、
東北地方の太平洋側は日本の地図上でいうと北東、丑寅(艮)の方角、
すなわち〈表鬼門〉の方位にあたっているからという見方ができます。

もともと〈十二支〉とは「子(ねずみ)」から「亥(いのしし)」までの12種類の動物を並べたものではなく、
本来は〈時間〉と〈方角〉をいいます。

たとえば〈十二支〉をアナログの時計と重ね合わせ、
「子」=0時(12時)、「丑」=1時、「寅」=2時、「卯」=3時…という順にあてはめていくと、
「子」は方角的に北、「卯」は東、その間の「丑」と「寅」の真ん中が「丑寅(艮)」、北東の方位となります。
また、この北東と180度対極となる「未」と「申」の中間が「未申(坤)」、南西の方位となります。

古来、日本ではこの北東の方位を〈表鬼門〉、南西の方位を〈裏鬼門〉といい、
この北東と南西を結んだ線を〈鬼門ライン〉といって、
風水や家相では鬼が入ってきて出ていく不吉な方位とされてきました。

ここでちょっと唐突ですが、昔話の『桃太郎』の話をします。
桃太郎を十二支の動物でいうと、
アナログの時計の11時にあたる「亥(いのしし)」になります。
なぜなら桃太郎=「亥」は後ろに「戌(いぬ)」と「酉(きじ)」と「申(さる)」を従え、
みんなのリーダーとして先頭を“猪突猛進”していく勇敢な少年だからです。
同時に、桃太郎は桃の木でできた「亥」ですから、
桃太郎はみんなの「核」になっているいわば「核弾頭」的存在、
桃太郎の一行はまさに核ミサイルともいうべき戦う集団だということになります。

一方、陰陽五行でいうと、「亥」は陰の水性、すなわち小さな川を意味します。
つまり、小川を流れてきた桃をおばあさんが割ると、
その中の「核」にいたのが桃太郎ということになるわけです。

やがて成長した桃太郎=「亥」は「戌」「酉」「申」を従えて川を下り海へ向かいます。
十二支でいうと「亥」が小さな川を意味するのに対し12時の「子」は陽の水性で海になります。

そして、「子」=海を渡ると、そこには「丑」=陰の土性、平地があるので上陸をします。
そこには「丑」のようなツノを持ち「寅」のようなキバが生えて「寅」の皮のパンツを穿いた鬼がいる
まさしく鬼ヶ島で、この中央を横断しているのが〈鬼門ライン〉というわけです。

すなわち『桃太郎』の昔話とは、「亥」の化身である桃太郎が、「戌」「酉」「申」を従えて海を渡り、
「丑寅(鬼)」を退治し、見事、桃の節句の卯月(3月)に花を咲かせるというお話なのです。

このように『桃太郎』の武勇伝にたとえられるがごとく、
一般的には、鬼門の災いを防ぎ、晴れて春を迎えるために節分に豆まきをするわけです。

ところが、ひとたび桃太郎にたとえた“人間”と鬼にたとえた“自然”とのバランス(均衡)がくずれると、
東日本大震災のような巨大なエネルギーの氾濫が起きてしまうのです。

実は、この話には続きがあります。
明日のブログでは2011年になぜ東日本大震災が起きたのかの算命学的な推論を行ってみたいと思います。


さて、渋谷の父では皆様から鑑定のお申込みをお待ちしています。

☆鑑定のお申込み&お問い合わせ、また占い教室のお問い合わせなどは
 下記のホームページから入ってください。
渋谷の父  ハリー田西  “渋谷占い”

☆通常の対面鑑定はもちろん
メール鑑定およびskype、zoom、Facrbook、LINEなどによるオンライン鑑定もお受けしております。

☆ホームページでうまく予約できない場合は、
  電話(03-6416-9045)か メール harry.tanishi@gmail.com までご連絡ください。


最新の画像もっと見る