７月になりました。
いま巷では「7月5日に大災害（地震）が起きる」という予言が流布しています。
そのため、私のところへは占いを学ぶ生徒、顧客の方々はもちろん、
まったく存じ上げない方からも
「この予言はほんとうなのか？」という問い合わせが届いています。
結論からいえば、99％、この予言ははずれると思います。
なぜならば、この予言はその裏付けとなっている根拠がすこぶる曖昧だからです。
その予言の裏付けになっているものが単にある人が見た”夢”でしかないからです。
もともと「7月5日に大災害（地震）が起こる」という予言は、
女性漫画家のたつき諒さんが2021年の7月5に彼女が見た夢の内容を
同年に出版した『私が見た未来 完全版』（飛鳥新社）で発表したもので、
この本の中国語版が香港や中国で話題となり、
さらに香港の有名な風水師も日本での大地震について言及したことから
その話が中国発で日本にも広まったという次第です。
人が見た夢が現実のものになるという予知夢が起きる可能性、偶然性は極めて低いといえます。
また、かりにそういう夢と連動した予知能力を持っている人がいるとしたら、
かなり特殊ないわゆる霊能者のような人だと思います。
それゆえに、このたつき諒さんがものすごい霊能力を持っているとしたら、
その予言が当たるか確率、精度も高いということになります。
そこでちょっとこの人の命式を覗いてみましょう。
◇たつき諒（1954年12月2日生まれ／70歳）
壬 乙 甲 鳳閣星 天報星
午 辰 亥 午 辰 車騎星 貫索星 司禄星
未 ――――― 巳 天庫星 調舒星 天禄星
天 戊 壬 丁 天
中 乙 甲 己 中
殺 癸 殺
日干支「壬辰」を持つ者は大谷翔平選手、ダルヴィッシュ有選手、
先日セクハラ騒ぎを起こした田原俊彦さんなど…
いちおう感性の鋭い人ではありますが、
たつき諒さんの命式には霊能力につながるような干支は、
せいぜい月干支の異常干支「乙亥」くらいで、
特に彼女の夢が予知夢として現実化するというほどではないといえます。
さて、今月は「癸未」（きび／みずのとひつじ）の月。
十干の「癸」（き／みずのと）は陰の水性で、雨、霧、小川など小さい水の意味。
今年関東地方は6月10日に梅雨入りしたものの、
梅雨らしい天候は梅雨入りの直後だけで
その後はまるで真夏を思わせるような晴天が続いています。
このぶんでいくともう今週中に梅雨明け宣言があるかもしれません。
とはいえ、今月は「癸」水の月、
突然のゲリラ豪雨や台風が上陸し雨による被害が及ぶ心配も捨てきれず、
今月はよもやの時の雨対策をしっかりしておくことが大事といえます。
ちなみに「癸」は手偏をつけると「揆」となり、やり方、方法の意味になります。
すなわち「癸」には理に適ったやり方、筋道に沿って、
物事を進めるという意味があります。
一方、十二支の「未」は陰の土性。
今月は夏の土用月になります。
夏の土用は“火母に従う”で、
この中には土性だけでなく火性も含まれています。
また、日偏をつえると「昧」＝「くらい」といって
あやふやではっきりしないという意味になります。
そんな「癸」と「未」が組み合わさった「癸未」の今月は、
「物事を曖昧にせず知恵を出してしっかり解決していこう」と読みます。
なお、7月5日は「乙亥」の日、
実は7月5日はまだ旧暦の6月で「壬午」の月、
つまり異常干支が2つ並ぶ日、
かつ年干支の「乙巳」は日居冲殺干支という準異常干支のようなものなので、
99％は大災害は起きないでしょうとはいったものの、
1％くらいはなにかが起きる可能性もあるともいえます。
ちなみに日本では毎日500回くらい地震が起きていて、
そのうち5回程度が震度1以上の有感地震です。
ですから「この日地震が起きる」と言っても決して間違いではないのですが、
この日限定で日本列島を揺るがすような
東日本大震災クラスの大地震が起きるかというと、
その確率はかなり低いのではないかというのが私の考えです。
さて、渋谷の父では皆様から鑑定のお申込みをお待ちしています。
☆鑑定のお申込み＆お問い合わせ、また占い教室のお問い合わせなどは
下記のホームページから入ってください。
渋谷の父 ハリー田西 “渋谷占い”
☆通常の対面鑑定はもちろん
メール鑑定およびskype、zoom、Facrbook、LINEなどによるオンライン鑑定もお受けしております。
☆ホームページでうまく予約できない場合は、
電話（03-6416-9045）か メール harry.tanishi@gmail.com までご連絡ください。
このたび『CoCo占いテラス』の「渋谷の当たる占い店24選！」に掲載されました！
https://crexia.co.jp/magazine/3344/#index_id8
いま巷では「7月5日に大災害（地震）が起きる」という予言が流布しています。
そのため、私のところへは占いを学ぶ生徒、顧客の方々はもちろん、
まったく存じ上げない方からも
「この予言はほんとうなのか？」という問い合わせが届いています。
結論からいえば、99％、この予言ははずれると思います。
なぜならば、この予言はその裏付けとなっている根拠がすこぶる曖昧だからです。
その予言の裏付けになっているものが単にある人が見た”夢”でしかないからです。
もともと「7月5日に大災害（地震）が起こる」という予言は、
女性漫画家のたつき諒さんが2021年の7月5に彼女が見た夢の内容を
同年に出版した『私が見た未来 完全版』（飛鳥新社）で発表したもので、
この本の中国語版が香港や中国で話題となり、
さらに香港の有名な風水師も日本での大地震について言及したことから
その話が中国発で日本にも広まったという次第です。
人が見た夢が現実のものになるという予知夢が起きる可能性、偶然性は極めて低いといえます。
また、かりにそういう夢と連動した予知能力を持っている人がいるとしたら、
かなり特殊ないわゆる霊能者のような人だと思います。
それゆえに、このたつき諒さんがものすごい霊能力を持っているとしたら、
その予言が当たるか確率、精度も高いということになります。
そこでちょっとこの人の命式を覗いてみましょう。
◇たつき諒（1954年12月2日生まれ／70歳）
壬 乙 甲 鳳閣星 天報星
午 辰 亥 午 辰 車騎星 貫索星 司禄星
未 ――――― 巳 天庫星 調舒星 天禄星
天 戊 壬 丁 天
中 乙 甲 己 中
殺 癸 殺
日干支「壬辰」を持つ者は大谷翔平選手、ダルヴィッシュ有選手、
先日セクハラ騒ぎを起こした田原俊彦さんなど…
いちおう感性の鋭い人ではありますが、
たつき諒さんの命式には霊能力につながるような干支は、
せいぜい月干支の異常干支「乙亥」くらいで、
特に彼女の夢が予知夢として現実化するというほどではないといえます。
さて、今月は「癸未」（きび／みずのとひつじ）の月。
十干の「癸」（き／みずのと）は陰の水性で、雨、霧、小川など小さい水の意味。
今年関東地方は6月10日に梅雨入りしたものの、
梅雨らしい天候は梅雨入りの直後だけで
その後はまるで真夏を思わせるような晴天が続いています。
このぶんでいくともう今週中に梅雨明け宣言があるかもしれません。
とはいえ、今月は「癸」水の月、
突然のゲリラ豪雨や台風が上陸し雨による被害が及ぶ心配も捨てきれず、
今月はよもやの時の雨対策をしっかりしておくことが大事といえます。
ちなみに「癸」は手偏をつけると「揆」となり、やり方、方法の意味になります。
すなわち「癸」には理に適ったやり方、筋道に沿って、
物事を進めるという意味があります。
一方、十二支の「未」は陰の土性。
今月は夏の土用月になります。
夏の土用は“火母に従う”で、
この中には土性だけでなく火性も含まれています。
また、日偏をつえると「昧」＝「くらい」といって
あやふやではっきりしないという意味になります。
そんな「癸」と「未」が組み合わさった「癸未」の今月は、
「物事を曖昧にせず知恵を出してしっかり解決していこう」と読みます。
なお、7月5日は「乙亥」の日、
実は7月5日はまだ旧暦の6月で「壬午」の月、
つまり異常干支が2つ並ぶ日、
かつ年干支の「乙巳」は日居冲殺干支という準異常干支のようなものなので、
99％は大災害は起きないでしょうとはいったものの、
1％くらいはなにかが起きる可能性もあるともいえます。
ちなみに日本では毎日500回くらい地震が起きていて、
そのうち5回程度が震度1以上の有感地震です。
ですから「この日地震が起きる」と言っても決して間違いではないのですが、
この日限定で日本列島を揺るがすような
東日本大震災クラスの大地震が起きるかというと、
その確率はかなり低いのではないかというのが私の考えです。
さて、渋谷の父では皆様から鑑定のお申込みをお待ちしています。
☆鑑定のお申込み＆お問い合わせ、また占い教室のお問い合わせなどは
下記のホームページから入ってください。
渋谷の父 ハリー田西 “渋谷占い”
☆通常の対面鑑定はもちろん
メール鑑定およびskype、zoom、Facrbook、LINEなどによるオンライン鑑定もお受けしております。
☆ホームページでうまく予約できない場合は、
電話（03-6416-9045）か メール harry.tanishi@gmail.com までご連絡ください。
このたび『CoCo占いテラス』の「渋谷の当たる占い店24選！」に掲載されました！
https://crexia.co.jp/magazine/3344/#index_id8
