【11月の指針】自らじっくりと学び自尊心を磨くことによって自分を輝かせよう！

11月になりました。

先月の指針で綴った総選挙の予想は、中当たり、中ハズレでした。

僕は先月の１日の時点で、
総選挙では希望の党は数を倍増させ自民党は数を減らす、
ただし、自公による与党は安定多数を占めて、与野党逆転とはならない。
問題は、自民党がどこまで数を減らすか、
それによって天中殺の安倍さんは三選が難しくなると占いましたが、
結果は、あの指針を綴ってほどなくして、例の小池さんの「排除発言」があり、
希望の党と民進党の合体は邯鄲の夢となって、
立憲民主党や民進OBによる無所属の会まで出来る始末。
これによって、希望の党は一気に失速し、当選者は５０人にとどまりました。

あれについては、小池さんの排除発言を問題視する声が上がり、
小池さん自身も「言い方がきつかった」と反省の弁を述べられていました。
本当に言葉は怖いです。

でも、僕は主義主張に一定の基準を求めるやり方は決して間違いではないと思います。

算命学でいう政党を意味する和合の星、
石門星には同じ方向を向いて協調するという意味合いがあるからです。

となれば、本来小異ではなく主義主張が大きく異なる者同士が、
ひとつの所帯に同居していることこそ不自然であり、
それは正されるべきだと考えるからです。

ただし、言い方として上から目線で頭ごなしに「排除する」ではなく、
「同じ理念で戦っていただける方は大歓迎です」というべきだったと思います。
モノも言いよう、円い豆腐も切りようで四角です。

いずれにしてもここへきて小池さん、本当に大きくミソをつけてしまったと思います。

でも、まだ致命的ではありません。
小池さん自身の運気もあと１年は悪くありません。
失地回復の余地は十分に残されているといえます。

では、どうすればよいのか？
それは、東京オリンピックまで１０００日を切った今こそ、
いやこれからこそ都政をしっかり守り、やるべきことを実行すること以外にはありません。


さて、今月は「辛亥」の月。

十干の「辛」は陰の金性で、宝石、ダイヤモンド、貴金属のこと。
転じて、自らのプライドや自尊心の意味。

十二支の「亥」は陰の水性で、清冽な水のこと。
その水は“知恵の泉”というように学びを意味します。

宝石は布では磨かず、水によって磨くことで輝きを増します。
すなわち今月は“自らじっくりと学びじそんし磨くことによって自分を輝かせよう”と読みます。

古来、「辛亥」は陰気、つまり反対派や新興勢力が、
陽気、つまり既存の勢力をしたから突き上げ、
そこに思いもよらぬ激突が起こるとされてきました。

そのせいでしょうか。
1911年、辛亥の年には、孫文が清を倒して中華民国を興す辛亥革命が起きました。
それから60年後の1971年、辛亥の年には、
成田空港問題で強制代執行があり、多くの逮捕者が出ましたし、
お隣の中国では林彪一派によるクーデターの失敗、
台湾を追放して中国が国連に加盟などの歴史的な転換期となりましたし、
東パキスタン（現：バングラデシュ）をめぐり、
パキスタンとインドによる第三次印パ戦争も起きました。
とかく「辛亥」の時は不穏なことが起きやすいのです。

そんな中、気になることが……

十二支の「亥」に木へんをつけると核兵器の「核」となります。
「核」といえば原発や北朝鮮の核実験が思い浮かびます。

そして、今月の前半にはトランプ大統領が日本、韓国、中国を訪問。

これは、なんとなく“嵐の11月”を予感させるに十分の気もします。

僕のこんな懸念、単なる杞憂で終わってほしいものです。


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