“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

山梨・勝沼ワイナリー巡りの旅①

2011年11月07日 20時58分59秒 | Weblog
5日日曜日放送のラジオ番組が大学駅伝の中継のために放送休止となったため、
いきつけのワインバー「三日月」のマスター(といっても本業は大学の先生)のMKさんと、
90歳になるMKさんのお母さん、それに「三日月」の常連さんたちと、
昨日、今日の2日間、山梨県の甲州市へワイナリー巡りの旅に行って来ました。

山梨県の甲州市は、あの平成の大合併で、
塩山市と勝沼町、大和村の三市町村が合併して誕生した新しい市です。

その中核を為す旧勝沼町は、言わずと知れた日本一のワインの町。
今月の3日に今年のヌーヴォーワインが解禁されたばかりで、
およそ30からあるワイナリーを訪ねれば、勝沼産のヌーヴォーの試飲が出来るというわけで、
呑み助のメンバー9人で出かけたわけです。

とはいえ、“ワイン通”のMKさんのように、
今年の国産ワインのヌーヴォーやらなかなか飲めない新種のワインを
この際だから純粋に味わってみたいというマニアもいれば、
僕のように気の利いたワイナリーを見学したり、
ちょっと名の知れた国産ワインが無料で飲めればいいという不埒な人間もいたり、
さらにMKさんのお母さんのように、医者からお酒は止められていても、
みんなで楽しく旅行が出来ればいいといった人間もいたりで、
それぞれの目的はいろいろです。

東京から勝沼までは2時間ほどのドライブ。
午前8時過ぎに集合し、8時半に出発!

僕のクルマには、90歳のMKさんのお母さんを乗せているので、
月運天中殺中ということもあり、運転にはかなり気を使いましたが、道中は順調そのもの。
途中、談合坂SAでトイレ休憩したものの、
まったくノープロブレムで勝沼インターまで突っ走り、
午前10時半には、今日の宿となる民宿「鈴木園」に到着。

ここは民宿というよりは、ペンションかプチホテルといったほうがふさわしいような、
農家の土蔵を改装してしつらえた和洋折衷の佇まいを持つ宿です。

僕らは、この「鈴木園」の葡萄の棚の下の駐車場にクルマを止め、
タクシーを呼んでワイナリー巡りに出発。

えっ?クルマを駐車場に止めて?タクシーを呼んで?
そりゃそうです。今回の目的はワインの試飲なんですから、
運転手の僕が酒酔い運転をするわけにはいきません。

フツーは、まぁちょっとくらいなら、
酒気帯び運転をしてもいいか的な甘えが出てしまうもんですけどね(笑)
その点、今回のツアーはそういう酒を飲む上でのルールに関しての配慮があります。

さて、タクシーに乗って、僕らがまず出かけたのは、シャンモリワイナリー。
ここは、国産ワインコンクールでの数々の入賞実績を誇り、
工場とともに、チャペル付きの立派なフレンチレストランも併設されている
大手のメーカーです。

実は、シャンモリワイナリーには事前に工場見学を頼んであったそうで、
僕らは、係りの人に案内されて、
畑にまだ残っていたシャルドネやカベルネ種のブドウを見せてもらったり、
工場内でワインの出来上がる工程を説明してもらったりして、最後に試飲。
ヌーヴォー始め10種類くらいを試飲したでしょうか。

それから再びタクシーに乗って、勝沼ゴルフコースの先の森の奥の、奥の、奥にある
「エリソンダンジュール」というフレンチレストランにランチを食べに行きました。
この店は沢沿いの四方が緑というロケーションの中にあり、
晴れていれば天井から程よい木漏れ日が差し込んでくるような間取りの店ですが、
今日は生憎小雨が降ったりやんだり・・・

でも、ここでは、美味しい料理とともに、
たちまち2本のワインを空けてしまいまして、
僕なぞもうホントいい気持ちで、
午後はうだうだ、とろとろ昼寝がしていたい状態になりまして・・・

でも、いちおう団体行動なので、ここから本格的にワイナリー巡りの再開です!

この勝沼には、メルシャン、シャトレーぜ、マンズワイン、
それにサッポロワインなど大手の有名なメーカーのワイナリーがありますが、
僕らの目当ては比較的家族経営の老舗のワイナリー巡り・・・

まず、「R」のマークで知られるルバイヤートワインの丸藤葡萄酒工業へ。
丸藤葡萄酒工業のワイナリーは、日本のワインの大家である山本博によれば、
「勝沼のワイナリーはここをはずしては語れない」
という二大ワイナリーのうちの一つだそうで、
それほど大きな規模ではないのですが、バスで来るお客さんもいるほどの人気!
白壁の土蔵のような(?)穴蔵のような(?)ワイナリーの中も、
素晴らしいインテリアが施され、なかなか風情がありました。

続いて、知る人ぞ知るグレイスワインの中央葡萄酒へ。
ここは、アイビーのからまるさりげないワイナリーです。
ここでのMKさんの試飲の狙いはヌーヴォーの他では、
新種や最高級のブランド「キュヴェ三澤」のようですが、
僕の狙いは、あの亀梨和也主演でドラマにもなった
漫画『神の雫』の中でも紹介されている「グレイス・シャルドネ2007」。

ところが、『神の雫』の中に出てきた2007年物なんて蔵元でも当然品切れで、
いまやフツーには出回っていないんですよね(笑)
ゆえに、2007年物を試飲なんて魂胆は・・・ムリムリ!

というわけで、いまJALのファーストクラスで提供されているという
「グレイス・シャルドネ2009」と、
ANAのファーストクラスで提供されているという「グレイス・樽甲州」を
試飲させてもらいました。
フツーの試飲は無料ですが、この二つは200円と有料! 
でも、美味い!満足!
ちなみに、僕には「グレイス・樽甲州」のほうが美味しく思えましたが、
これってJALとANAの経営状態に関する先入観の違いかな(?!)ナンチャッテ。

さぁ実は、もうこのへんまで来ると、
僕はだいぶ夢気分、夢心地で、“余は満足じゃ”の状態になってしまいまして・・・
そう、MKさんからは、「つがれる酒をゼンブ飲んでると酔っちゃいますよ」と、
さんざん釘を刺されていたというのに・・・僕はゼンブ飲んじゃってるからです。
こうなると、もういいかなの気分になる・・・?

ところが、MKさんたちは貪欲です。
こんどは原茂ワインへ。

ここは、伊東美咲主演のドラマ『サプリ』の撮影に使われたワイナリーで、
クラシカルな土蔵と、一面頭上にブドウ棚が広がるステキな空間。
ものすごく落ち着いた気分になれます。

僕は、ここでの試飲はパス!
なんで?と、みんなにも訊かれたのですが、
実は、この後予定ではお風呂に入りに行くことになっているので、
もしお風呂で倒れたら・・・というための、一種の自己防衛でした。
なにしろ血圧が高いもんで・・・酒を飲むと下がるといってもね・・・

そして、いったん「鈴木園」に戻って、チェックインを済ませ、
「天空の湯」という温泉施設へお風呂に入りに行きました。

「天空の湯」は、勝沼ぶどうの丘という高台にある温泉施設です。
ここの露天風呂からは勝沼はもちろん、遥か甲府まで甲府盆地が一望できるだけでなく、
奥秩父や南アルプスの山々も望める、ということですが、
残念ながら今日は曇っていて、望めるのは足下に広がる甲州市の街灯りだけ・・・
それでもここからの景観はなかなかのもんでした。

でも、お風呂に入ることで、
それまでに飲んだアルコールがいったん抜けてくれるという効果がありました!

さぁここから再び「鈴木園」に戻り、慌ただしい中でいよいよ夕食となりまして・・・
ここでももちろんというか、再びワイン(笑)こんどは試飲じゃないんだ!

さらに、夕食の後は、たまたま同宿した世田谷の桜新町にお住まいの
Iさんご夫婦を交えて、
僕らの部屋で持ち寄ったワインを開けての飲み会。
もう、今日という今日は、合算するとどのくらいワインを飲んだことか?!

でも、僕は昔からこういう“飽きるまで飲むという体験”がしてみたかったんですよね(笑)
あはは、でも、明日は自分のクルマで行動なので、一滴も飲めない・・・(涙)


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