振替休日が火曜日なのはなぜだ！？

とうとうＧＷ最後の休日となりました。
高速道路はＵターンの渋滞が続いているようですね。
でも、待てよ。
今日６日って何の日だっけ？
５月６日が何で休みになるわけ？
そう思ってカレンダーを見ると６日は振替休日となっています。
はて、昨日の５日、こどもの日はこどもの日で、
月曜日とはいえしっかり祝日として休みだったし、
今日６日が振替休日になるのはなぜなんだろう？
・・・と思って調べてみました。
（僕はなぜ？と思うことがあるとすぐ調べたくなる性癖があるのです！）

まず前段として・・・
１９７３年に「国民の祝日に関する法律（祝日法）」が改正されたことにより
振替休日が制定されました。
これによって、祝日（国民の祝日）が日曜日の場合、
その翌日となる月曜日が休日となったわけです。
これは誰でもよく知っていますよね。
ちなみに、この振替休日の適用は、
その年１９７３年の天皇誕生日（４月２９日）が日曜日と重なっていたので、
その翌日の４月３０日月曜日が最初の適用日となりました。
（うーん、そうだったかもしれない・・・）

でも、当初は「月曜日を振替休日とする」としていたため、
仮に日曜日と月曜日が共に祝日だった場合は、
振替休日が組まれる事は無かったのです。
（うん、たしかにそうだった、そうだったはず！）

しかしです。ここからが本題です！
２００５年の祝日法の改正（２００７年施行）により、
祝日が日曜日である場合は、その直後の「国民の祝日でない日」を休日とすることになり、
その振替先が月曜日固定では無くなったのです。
つまり、今年の場合、昨日の月曜日がこどもの日にあたっていたことから、
４日のみどりの日の振替休日が、１日飛んで今日５月６日になったというわけです。
そんなことわかってた、前もそうだったじゃないかって？
いえ、これがそうでもないんです。
実は、これは２００５年に祝日法が改正され、昨年施行されてから
今回が初めての適用なんだそうです。
なるほど！それで祝日にうるさい僕も、なぜ？と思っちゃったわけですね。

ちなみに、この改正された振替休日についての規定によると、
振り替えられるのは「お休みの日」という「状態」のみで、
「○○の日」などの祝日の名称はそのまま当該日曜日に対して用いられるということです。
また、当該祝日にちなんだ祝典等も通例その日曜日当日に行われるそうです。

しかし、政府はなんだかんだと理由をつけて休みの日を増やしすぎじゃない？
出かけるにしても、ガソリン代が高騰しているし、諸物価も値上がりしているし、
いくら休みの日が増えたって国民の消費は伸びませんよ。

祝日といえば、昨日のこどもの日ですが、
これにも意外な話があります。
というのは、こどもの日というのはこどものための日だと思っている人が
多いかもしれませんが、そこには少し誤解があります。
先の祝日法によれば、こどもの日とは、
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」
ことを趣旨としているのです。
つまり、こどもの日はこどものための日であると同時に、母の日でもあるんです。
う～ん、ということは、こどもの日だからといって
こどもばかりがいい思いをするのではなく、
もっとお母さんがみんなから感謝されても良いのです。

でも、まぁ、こんどの日曜日の１１日は祝日法では定められていませんが、
一般的に通用している母の日だし、
結局はお母さんが２週にわたって得しちゃうってことかな？
それを思えば、ＧＷ中もせっせと家族サービスに努めるお父さんはツライ！
一緒に旅行から戻ったＦ氏など、翌日からお台場だのなんのと連日の家族サービスで、
今日はディズニーシーですと！
「ディズニーシー、ガラガラ」とメールが来ました。


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