つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

古関裕而とニューイヤーコンサート

2006年02月07日 23時54分13秒 | 素晴らしき演奏会
今日はブログに書くネタがないなあと思っていたらふと思いついた。
話が前後してしまうのですが,1月の話です。

今年の新年は東京フィルのニューイヤーコンサートに行ってきました。
指揮者は岩城宏之先生。
岩城先生の「森のうた」を読んで大ファンになったことは何度もここで書いてます(^^)
新年を岩城先生と過ごせてとても楽しかったのですが,その演奏曲目に今日のテーマが!

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古関裕而(作曲):スポーツ・ショー・マーチ
NHKスポーツの放送のテーマ曲で,戦後NHKに「スポーツ・ショー・マーチ」という番組が登場し,昭和22年頃に作曲の依頼があったと言われています。この曲は「NHKプロ野球」や全国高等学校選手権大会の(高校野球)などNHKで放送されるスポーツ番組のオープニングなどで現在も使われており,最もよく知られた古関作品の一つとなっています。(2006 New Year Concert パンフレットより引用)
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誰でも一度は耳にしたことがあるこの曲を,イワキ・東フィルで聴いたときは嬉しくて身震いしました。
実は私が小学生の時にNHK-AMで放送された古関裕而特集を,カセットテープに録音して何度も何度も繰り返し聴いていた想い出があるんです。
正にそのとき耳に慣れ親しんだこの曲がウン十年後のBunkamuraホールで流れたのですから!
しかも当時の「スポーツ・ショー・マーチ」の演奏は指揮者が岩城先生だったことを知って,またびっくり。
縁があるんだよなあ,岩城先生とは(笑)

古関作品でもう一つの傑作も忘れてはいけないでしょう。
早稲田大学の歌集のひとつ「紺碧の空」がそれです。
‘紺碧の空 仰ぐ日輪’から始まるこの曲もやはり名曲ですよね。
早稲田とは全く関係ない私でも知ってるくらいです。

この曲があまりに素晴らしいデキだったために,慶應義塾も古関さんに作品をお願いしたんです。
それが「我ぞ覇者」。
こちらも,私はたまたま聴いたことがあるんです。良い曲ですけど「紺碧の空」には及ばないんですよね。
レクイエムっぽくて(?!)私はこっちも好きなんですけどね(^-^)

ちなみに世間一般では早慶戦,なんて言いますが,慶應の学生は慶早戦って言うらしいです。
慣れない変換すると,時間かかって困ります(爆)>慶早戦

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