つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

朝比奈の第九

2005年02月21日 21時07分28秒 | マエストロ
朝比奈隆の往年の写真を見て「かっこいいなあ」と思うのは私だけだろうか?!

白髪に眼鏡をかけて指揮棒を持つ朝比奈さんのジャケット写真は紳士然としていて,さながら学者のようである。今回改めて朝比奈さんについて調べてみた。以下Yahoo!ミュージックからの引用。

「日本音楽界の重鎮、そして、ブルックナー演奏の代名詞とも言われる指揮者、朝比奈隆。堂々たる風格、滋味あふれる演奏は、世界中から熱狂的に受け入れられている。
1908年、東京に生まれ、幼少からヴァイオリンを始める。京都帝国大学に学びながら、同大学オーケストラに所属、ヴァイオリンと指揮のレッスンも受けていた。卒業後は阪急電鉄に入社する(何と、世界のマエストロは電車の運転手だった!)が、2年後に退社し、音楽家への道を歩み始める。大阪室内楽協会を設立し、37年、京大オーケストラを指揮してデビューを果たした。そして、大阪中央放送局の専属指揮者、上海響常任指揮者を経て、47年に大阪NHKの放送交響楽団を設立し常任指揮者となる。 間もなく関西交響楽団と改名し、60年には改組され、現在の大阪フィルに。彼は音楽総監督の任を終生務めることとなった。
海外のオーケストラへの客演も多く、ドイツ/東欧/イタリア/北欧などの約70団体と共演を行なっている。また96年には、87歳という高齢にもかかわらずアメリカへ渡り、シカゴ交響楽団と共演。地元のマスコミ、聴衆から熱烈な歓迎を受けた。
戦前、戦後を通して、日本の音楽界を築き上げた功績はあまりに大きい。2001年12月、惜しまれつつその生涯を閉じたが、彼の名が忘れ去られることはありえない。 」


なるほど,学者風情の出立ちもこれで納得できる。
幼少からバイオリン・・・・。
俺もバイオリンを与えられる環境に産まれたかったぜ。
そしたら,今頃は指揮者になって・・・・るわけないな(笑)


朝比奈さんのCDはライブ音源を聴くのがいいと聞いたことがある。
演奏に熱狂した聴衆の熱気が伝わってくるからだ。
特に終演の拍手は喝采にして鳴りやまないとか。
早速,渋谷のタワレコで買ってきたばかりの「第九」を聴いてみようと思う。


今回の書き込みは慣例に従えば,指揮者名鑑【朝比奈隆と私】という題名にするべきだが,これからもう少し朝比奈さんについて勉強してからまた書きたいなと思う。
それにしても,朝比奈さんの大フィルを観られなかったことは個人的に残念でならない。

ただ特筆すべきは,大植英次指揮でノバホールにその大阪フィルがやってくるのだ。
公演は来月21日。ぜひ行かねば!!