あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

漢方鍼医会・会長就任挨拶より

2023-05-21 21:13:00 | ブログ
こんにちは🌞今日は、快晴でまるで夏‼️でしたね😝
今日は、愛知県医師会館で開催されていた
視覚障がい者向けの用具展に出かけてまいりました!
チャットGPTが、世間の話題になっていますが
視覚障がい者向けのIT機器も少しずつ進化していますので、情報収集です😊





点字で表記される「スマホ」のようなものもあるのですよ❣️

毎週、日曜日は院長の自伝を連載させていただいておりましたが、
今日から、現在の臨床に至るまでの治療のお話を書かせていただきます😎

本日より日曜版は私が漢方鍼医会で発表したものの中から皆さんにも
読んでいただきたいものを適当に選んで掲載して行きたいと思います。
脉診流・経絡治療を少しでも理解していただけたら幸いです。

 漢方鍼医会は平成5年4月に創設されました。
 明治政府の漢方医学断絶の働きかけにより衰退した鍼灸治療に喝を入れるべく
柳谷素霊先生の『古典に還れ!』の掛け声に、昭和14年、井上恵理・岡部素道
・竹山晋一郎先生らの若手鍼灸師が立ち上がり、古典医学の五経典の中から現代
人の病体に照らし合わせた難経の69難を中心とした「経絡治療」が誕生しました。
 しかし、その「経絡治療」は、主に六部定位の脉の虚実(強弱)による証決定
が主体であり、病態把握が不十分でありました。
 『西洋医学に生理・病理が有る様に東洋医学にも東洋医学の言葉で説明出来る
生理・病理があるはずだ。その研修を行おう!』との声が高まり、満を持してい
たかのように、前谷から70名余が設立総会に参集し、漢方鍼医会が誕生いたしました。
 それから本部はもとより地方組織会員の学術研修による、蔵象論、気血津液論、
難経の胃の気論・五臓整脉論・菽法脉論等から、証決定に導く為の69難にとどまらないいくつかの治療法が確立しました。
 これからは、それらの治療法の見直しを行い、確かなる漢方はり治療を確立したいと考えている次第でございます。
【平成22年  会長就任挨拶より抜粋】

次週に続く

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