水の国-三重県名張市：赤目四十八滝

さてさて、チェコ旅行記が続きますが今日は三重県の名張市にある赤目四十八滝の第2弾ということで
チェコ旅行記は一日お休みいただきます。もちろんチェコ旅行記はまだ続きますので、よろしくお願いします。


赤目四十八滝と言いますが、実際に行ってみると「こんな小さな段差も滝に数えるの？」っていうのもあるのですが
滝の中でも特に大きな5つの滝を「赤目五瀑」と言うんですよ。
その中でもこの「荷坦滝(にないだき)」は赤目を象徴する名瀑として名高いのです。


高さ8mの滝が岩を挟んでふたつに別れて流れ落ちるさまが、荷を担っているようで荷担滝の名が付いたとのこと。
この日は前にも書きましたが水量が少ないので滝の迫力はイマイチでした。


しかししかし、水量の少ない分、滝の傍まで近づくことが出来そうなので、ワタクシは当然のごとく近づいていきました。


滝からの水しぶきが飛んできます。その冷たさが心地いいんですよねぇ。
全身にマイナスイオンをたっぷり浴びたワタクシでした。


生まれたときから水なんて水道の蛇口をひねったら出てくるのが当たり前でした。
真夏になったら水道の蛇口に顔を近づけて、水道水をガブガブ飲んだものでした。


「外国では瓶に入った水をお店で買うのだ」と学生時代に聞いた時、その意味が理解できませんでした。
2度目の海外旅行でカナダに行ったとき、「この水は飲めません」と水道の脇に書かれてあるのと
みんなが水の入ったペットボトルを持ち歩いていることに驚きました。


気がつけばいつの間にか日本でも、ペットボトルに入った水を当たり前のように買う時代になりました。
しかししかし、ワタクシは水道の蛇口から「ゴクゴク」と水を飲むのが大好きです。


水道水を直接飲める国に生まれたことを幸せに感じるのですよね。

使用したカメラ：Canon EOS7D


以前、アメリカ人の友人と話をしていた時に水の話になったんです。
私が「美味しい水で作った豆腐は美味しいんやで」という話をすると
彼は「美味しい水ってどういうこと？水はどんな水でも同じ味でしょ」って言うんですよ。
その後、私は拙い英語で水の美味しさを滔々と説明したのですが、イマイチ理解してもらえませんでした。
私は水の味がわかる国に生まれて幸せです。


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