よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

廃校-和歌山県和歌山市:雑賀崎

2024年06月13日 | 和歌山
Saikazaki, Wakayama City, Wakayama Pref.

さてさて、雑賀崎にやって来たワタクシは、漁港から雑賀崎の集落の方に向かって行きました


「日本のアマルフィ」ということでしょうか。イタリアを意識したような飲食店がありました


雑賀崎の集落は急斜面に広がっています。斜面を登って行くにつれて、雑賀崎漁港を見下ろすことができるんですよ


集落をどんどん登っていくと北の方に和歌山市内の海岸線が見えてきました。
大きな工場が見えるので、ワタクシは「ああ、住友金属の工場や」と思ったのですが、今は日本製鉄所なんですね。
ワタクシなどは住友金属和歌山といえば、箕島高校を春夏連覇に導いた石井投手、嶋田捕手が活躍した印象が強いです。
ちなみに、後に石井投手は西武ライオンズへ、嶋田捕手は阪神タイガースに入団して活躍しました


坂道にこんなものがおいてありました。一休みしようかなとも思ったのですが、腰を下ろすのが面倒なのでそのまま歩きました


さらに歩いていくと雑賀漁港を見下ろす、ちょっと開けた場所に出たんですよ。
ここは「レモンの丘公園」という公園なのですが、ワタクシ、ちょっと思いつくことがあったんです


広さから考えてみたらここは小学校の校庭じゃないか…そんな気がしたんです。
ネットで調べてみると想像した通りで、ここは廃校になった旧雑賀崎小学校の跡地でした


去年の3月、ここに「レモンの丘公園」が完成しました。2019年にアマルフィ市長が雑賀崎を訪れたことをきっかけに、
自治会の有志が荒れ地となっていた小学校跡地を整備し、アマルフィ市の特産物であるレモンの木を植えようと計画したそうです。
21年12月に在大阪イタリア総領事を迎えてレモンの木3本が植樹され、この場所を「レモンの丘」と名付けたとのこと


かつての校庭の端っこにこんなものがありました。なかなか格調の高い校歌の歌詞ですね

使用したカメラ:2、3、5枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2


毎年、日本各地でどれだけの数の小中学校が廃校になっているのでしょう。
特に地方では少子化に加えて過疎化、高齢化が深刻ですから、統廃合されていく学校の数も相当なものだと思います。
ちょっと気になったので調べてみたら、2002年から2022年までの20年間で小学校は5,678校、中学校は1,721校が廃校になりました。
自分の母校が無くなってしまうというのは、仕方がないこととは言え、寂しいものでしょうね。



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