QLD 4000

G'day from Queensland!
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[ブリスベン 洪水] 日本に耐震基準を導入した建築法があるように....

2011-01-18 | --- 1.8 洪水 2011
[図は日本の国土交通省のサイトより]

洪水を防ぐことはできないと今日Cambel Newman市長がいっていました。
その通りだと思いました。

となると、洪水がないということが前提ではなく
洪水があることを前提に建物を建てていく必要があるということです。

...以下、専門家でもない自分のひとりごとです

地震大国日本では
建築法のなかに耐震基準が定められています。

毎日どこかで地震がおこっている日本と
今回37年ぶりに地震のあった街を一緒にできないのは
わかりますが、これからはブリスベンもその対策が必要だと思います。
(といってもABCラジオのTwitterでは
例えば100年に一度といっても1%の確率で"毎年ある"ということ、といってます)

たとえば、CityのRiversideのビジネス街のビルは
地下にある電気系統などが浸水し、復旧が
遅れていました。

74年の水位を考慮して、ほかの階にもってくるなどの
処理が技術的には可能であったと思います。

エレエベータはやはり一番下までないといけないので
難しいですが、防水壁をもうけるとか。。(いうのは簡単だけど)

Riversideのビルは80年代にたてられたものが多いですね。
そのころは行政も74年の洪水の記憶もあったと思うのですが...
...ダムもあるし。。洪水はないということが前提で
エレベーターなどの心臓部を地下に
防水設備なしに作ってあったのですね。

今日Anna Bligh州首相がstilt(高床式)とちらっといっていましたけど(あくまでも例として)
洪水指定地域の建築基準を今後もう少し厳しくして
74年の水位以上の床の高さでないと建築を許可しないとか。。
その際は、74年ではなく1893年の8m+@を基準にするくらいが
安全かもしれないですね。

またこれまでのように、川沿いに建築許可を出す際の
基準も見直し必要も。。。なんて、
専門家におまかせしますので、何とかよろしくお願いいたします♡

規模や地理的な条件も違うと思いますが
首都圏(東京)には
世界最大級の地下河川方式の放水路
があり(延長6.3km、直径約10m)
神田川流域では1993年に床上、床下あわせて3000戸が浸水していますが
同規模の台風が2004年にあったときは44戸に浸水被害が激減 (国土交通省)』

また、日本は道幅は狭いけど
河川敷は階層をつくって横幅を広くしてあるところがおおいですね。
日本もなにも施していなければ、洪水のとても多い国なのですね。

次第に話にでてきているようです。
Do we have the right buildings for Queensland's climate? 2011.01.19

今後どうするのでしょうね。


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