リフト乗車

今日は、大倉山へ。

自宅からの距離は、10kmちょっとなので、
チャリで行ってみました。

街中をスイスイ走って、約40分。
信号に“宮の森”の文字が出てきたころには、軽い上り坂。
それでもそれなりに、スイスイ。

少しずつ坂がきつくなってきた。
まだ大丈夫。
半袖Ｔシャツ姿になり、足に力を入れて、スイスイ。

大倉山の案内標識がある交差点。
大倉山方向は、急な坂道。
坂道と言うより、山道と言ったほうが正しいような感じ。

交差点そばの小さな公園で、ちょっと休憩。
無理じゃねーの？
そう思いつつも、気合いを入れて出発。

所詮、シティサイクル。
一番軽いギアでも、足が重い。
立ちこぎしなければ、進んでいかない。
はぁ、はぁ、はぁ。

しばらくすると、少し坂がなだらかに。
先のことを考えて、止まってみる。

息を整えてから、ペダルをこぎだす。
見える範囲では、さっきの坂より少し楽な感じだ。
しかし、初めて通る道だから、先がわからない。
行けるとこまで行ってみるか。

軽い下りの後、右折。
先はしっかりと、上り坂だ。
さっきよりマシだが、ここまでの疲労で足が重いのだ。
はぁ、はぁ、はぁ。

しっかりとした上り坂は、まだ続く。
どこかで引き返そうという思いが、時々頭をよぎる。
はぁ、はぁ、はぁ。

やっと、峠らしき場所にたどり着いた。
眺めがいい。
眼下には、札幌市街が広がっていた。
残りは下りだけなのか？

少し下ると、大倉山ジャンプ競技場が左に見えた。
ゴール！
通りすぎた先にある駐車場に、チャリを停めた。

長いエスカレータを上がって、ジャンプ台を見学。
リフトに乗ってジャンプ台の上で、札幌の街を見物。
しばらく、のんびり。

駐車場に戻り、チャリに乗る。
後は下りだ。

スイー、スイー、と下りのコーナーを無音で駆け抜けていく。
華奢な車体は路面のデコボコを拾って、ガガガと震える。
何キロ出てるか判らないが、結構恐い。

コーナーは見通しが良くないから、減速が必要だ。
しかし、ブレーキが薄っすらとしか、効かない。
繰り返しブレーキを使っているうちに、徐々に効きが弱ってくる。
後ろのドラムブレーキが、キーキー鳴きだす。
ブレーキが壊れないことを祈りつつ、下りの風を楽しんだ。

距離的にそれほど長くなかった為、無事平坦な路面にたどり着いた。
街乗り用のチャリは、ブレーキが弱いのだ。
上りではギアが足りないし。
これでは峠越えなんてする気にもならない。

残り、全て、平坦な道路。
平坦すぎて、楽すぎて、ちょっとつまらなく感じた。
スイスイーっと自宅まで走行．．．。

本日の走行距離、22.7km。


写真は今日、大倉山ジャンプ競技場。

プチ札幌観光には、とても適している場所だ。