ハナスキの散歩で見た花

みんなの花図鑑から移転して来ました。散歩道で出会う四季折々の花を撮っています。

サルトリイバラ(猿捕り茨)

2019-04-16 00:01:11 | みんなの花図鑑
山すそ回りの散歩道でサルトリイバラが咲いていました。
小さい花が集まって咲く姿と、薄黄緑色の花はクロモジと似ていると思いました。

サルトリイバラは、茎が巻き付くタイプではなく、
マキヒゲで所々で固定させていますが、どちらかというと寄りかかったり、
上を這うといった感じです。
節々から葉と花を出し、大きく丸い葉は特徴です。




葉柄の巻きひげで他物にからみついて、茎を伸ばす。






雌雄別株。蕊の形が見える程の写真は撮らなかったのですが、
花の中に濃い緑の点が見え、これは雄花にはない子房なので雌花です。





名前の由来
サルトリイバラの名前の由来は、サルトリイバラは、刺のある茎を伸ばして、蔓(つる)を生かして枝から枝へと絡み付き、藪(やぶ)のようになったところに猿が追い込まれると、動けなくなってしまうと言う事から猿捕り茨(さるとりいばら)という名がついたとされています。