ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

巣立ちの日

2014-09-27 22:25:04 | 娘のこと

恐れていた日がとうとう来てしまった・・・   

今日オットーの運転で、ムスメをレスター大学の学生用住居に送ってきました。

荷物がやたら多そうなので、私は一緒に行くことを半ばあきらめつつあったのですが、奇跡的にジャスト・フィット!

後部座席の片側を外して、めいっぱいスペースを使いましたけどね。 キッチン用品、寝具、本、文具、衣類、靴、ギターまで。 

 

ダーズリーからレスターまでは最短距離を行けば157kmですが、最短距離を行かず、できるだけ高速道路を利用しました。 結果的にはその方が速かったと思います。

 

レスターが近くなったら渋滞が始まりましたが、かたつむり運転にはならずに済みました。 2時間15分で目的地に到着。

 

 

大学が運営する学生用住居が並ぶあたりは学生村と呼ばれています。 緑の芝生が広がって木も多い、気持ちのよいエリアでした。

素敵な邸宅がありました(下左)。 あれも学生用?! 私が住みたいわぁ~!   Key Collection (鍵の受け取り) の方向指示(下右)に従って、少し歩きました。

 

フラット形式の住居もありました。                               鍵はあの建物内でもらえるようです。

 

部屋の鍵をもらうムスメ(白シャツに青のジーンズ)。

 

 

これが今日から9ヶ月間ムスメが住む家です。 12人用。 玄関を入って狭いポーチを抜け、白い内ドアを開けると廊下をはさんで正面がムスメの部屋でした。 ガラスを透かしてろくろっ首みたいに映っているのはオットーです。 いや、ろくろっ首というよりE.T.か。  ・・・そんなことはどうでもよかった。

 

入口からのぞいたムスメの部屋。 左手奥に洗面台。 窓のすぐ外は通路になっていましたが、窓脇のドアは開かないように固定されていました。 防犯上それでいいのだ。

 

右手奥には、本棚と物入れ。                              この机で勉強することになります。 椅子はキャスターついてないし、座り心地も悪そう。

 

入口から見て右手の隅っこに洋服箪笥(←死語?)。                     左手に、ベッド。

 

写真だと、どうして何もかも(私を除いて)キレイに映るんだろうっ? 実際には家具はところどころ古びていたし、カーペットもシミがあったし、内装のペンキもあちこちハゲかけていたのになぁ。 でもオットーは 「まずまずだね」 と合格点をあげていましたから、こんなものなのでしょうね。

12人用の家で、1階に6人、2階に6人が住むようです。 共用のキッチンは、6人用にしては思ったより狭かった。 でも6人がかち合って料理することなんてないだろうから、これで大丈夫なのでしょうね。 戸棚には1から6までの番号がついていて、自分の部屋番号がつけられた戸棚を使うようです。 冷蔵庫は調理台の下に小さいのが2つ。 内部は仕切られておらず、譲り合って自由に使えということらしいです。 ドア近くには、丈の高い冷凍庫がありました。 こちらも内部は仕切りなし。

 

    ダイニング・ルームは、狭いし座り心地もあまり良くなさそう。                   シャワー&トイレ室が3つありました。 バスタブはなし。

     

 

自宅を出る前もうるっと来たし、ムスメを一人部屋に残して去るときも、こらえきれずに目が潤んでしまいました。 ムスメの晴れの門出なのだから、涙はこらえるつもりでいたんですが・・・

ムスメも目を潤ませて、オットーと私にそれぞれハグ。 普段はクールなオットーですが、 「どうしようもなく行き詰まったら、帰ってくればいいんだから」 とムスメを安心させてくれました。

オットーと私は、こうして後ろ髪を引かれる思いで、レスターを離れたのでした。 ・・・・・

 

ぼやけていますが、ムスメの家が面する道路(下左)です。 閑静な住宅街という感じでした。 それもそのはず、レスターの町の中心からは3km近く離れているんです。 ムスメはすでに一年間有効の学生用バス定期券を324ポンド(¥57,500)で購入しています。 レスターを離れ、ひたすら高速道路を走って帰宅。

 

下右は、仕事を終えて帰宅する私の通勤路です。 普段は運転で忙しくて写真なぞ撮っていられないので撮りました。

 

 

午後5時半頃無事帰宅。

午後8時前にムスメに電話したのですが、留守電になっていました。 電話するようメッセージを残したら、午後8時半近くにムスメから電話。 先ほどは、同居人たちと近くのスーパーに行っていたそうです。 「部屋、気に入ったわ これからウェルカム・トークがあるから行かなくちゃ・・・」

生まれ育った家を、町を離れて、新生活に飛び込んだムスメ。 これから自分の世界がどんどん広がっていくことでしょう。 寂しいけど、慣れなくちゃね!

どうかムスメが無事に、ハッピーな大学生活を送ってくれますように!!  

 

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ついに。 (チビまま)
2014-09-28 16:59:58
娘さん、ついに巣立ちましたね。
部屋もなかなかよさそうじゃないですか!
かれこれ10年前になりますが、私の学生寮もこんな感じでしたよ。キッチンも似たような感じ。
そうそう、一応キッチンも6人で使っていたのですが、冷蔵庫の場所も決めているのに、少し食べ物が無くなっているときもありましたっけ(笑)

きっと娘さん、親の心配をよそに、新しい友達もできて、もうすっかり新しい生活に馴染んでいることでしょう!
それが何よりですね^^
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はい・・・ついに。 (ハナママゴン)
2014-09-29 01:00:06
ムスメは、どうせ家にいたって自室にこもって好きなことをしていることが多かったのですが・・・
やはり身近にいるのといないのとでは大きな違いがありますね。
最初の夜はよく眠れただろうか、友達はできただろうか、買い忘れたものがあって不自由はしていないだろうか・・・
ついムスメのことばかり考えてしまいます。

私は数日後にホリデーでヨークとチェスターに出掛けるので、それがいい気分転換になるでしょう。
ムスメが新生活で頑張っているんだから、私も気を取り直して頑張ります!
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