中田敦彦先生のYouTube大学にハマっています。
先週コチラ を拝見して感銘を受けました。
【ヒトラーvsチャップリン①】 最も憎まれた独裁者と最も愛された喜劇王
【ヒトラーvsチャップリン②】 映画「独裁者」で笑いという名の爆弾投下
私、チャップリンの『独裁者』はそれまで一度も見たことがなかったんですよね。
独裁者つまりヒトラーをおちょくったどたばた喜劇だろうと思って。
でも中田先生の動画に触発されて、さっそく見てみました。
ヒトラーを真似たチャップリンの情熱的な演説は、デタラメなのだろうにちゃんとドイツ語に聞こえるからすごいっ!
地球儀を模した風船で遊ぶシーンはとても有名ですよね。
そしてラストの、独裁者に間違われた床屋の演説・・・ 素晴らしい。目が潤みました。
とくに今の、ウクライナが置かれている状況が状況だけに・・・。
チャップリン史上 最高のスピーチ (英語/日本語字幕つき) - YouTube
「チャップリンの独裁者」 最終部演説以降 - YouTube
ロシア軍兵士の一人一人に聞いて欲しいと、心から思いました。
こんなすごい映画を、チャップリンは80年以上前に作っていたとは!
『喜劇王』の呼び名にふさわしいし、まさに天才です。
そんなチャップリンはしかし、時勢にそぐわない思想や主義を持っているとみなされて、
アメリカから追放されていたんですね。
存命中に再評価され、アメリカに招かれてアカデミー名誉賞を授与されたのが、せめてもの救いです。
Charlie Chaplin's Honorary Award: 1972 Oscars - YouTube
チャップリンて、極貧で辛苦に満ちた幼少期を過ごしたそうです。
そのうえ母親が精神を病んでしまって・・・
そういえば、そんなチャップリンの若い頃をドラマ化したテレビ・シリーズがあったような?
母親役を演じたのが、たしか1960年代に一世を風靡したモデルのツィッギーだったような?
そんなことだけは、テレビ・シリーズは見なかったくせに覚えていたのでググってみたら、これでした。
1989年の作品とありますが、私が英国に来たのは1992年だったので、おそらく再放映されていたのでしょう。
今さらですが、見たくなりました。
今度ムスメが帰郷したら、アマゾンプライムかNetflixで探してもらおうかな。
チャップリンがアメリカを追放されてから死に至るまでの25年間を過ごしたスイスの邸宅(Manoir de Ban)は、
Chaplin's World という博物館になって2016年4月から公開されているそうです。
う~ん、スイスは物価高いけど、ちょっと行ってみたくなったぞ・・・
『独裁者』、個人的には見て本当に良かったです。
それもこれも中田先生のおかげですね。
中田先生の動画を見なかったら、一生見ることなくあの世に行くところでした。
中田先生、ありがとう~!!
というわけで『独裁者』、未見の方には心からおススメします!