ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

映画 『チャップリンの独裁者』

2022-03-23 22:45:21 | 感想

中田敦彦先生のYouTube大学にハマっています。

先週コチラ    を拝見して感銘を受けました。

【ヒトラーvsチャップリン①】 最も憎まれた独裁者と最も愛された喜劇王

【ヒトラーvsチャップリン②】 映画「独裁者」で笑いという名の爆弾投下

 

私、チャップリンの『独裁者』はそれまで一度も見たことがなかったんですよね。

独裁者つまりヒトラーをおちょくったどたばた喜劇だろうと思って。

独裁者(映画) - Wikipedia

でも中田先生の動画に触発されて、さっそく見てみました。

 

ヒトラーを真似たチャップリンの情熱的な演説は、デタラメなのだろうにちゃんとドイツ語に聞こえるからすごいっ!

地球儀を模した風船で遊ぶシーンはとても有名ですよね。

そしてラストの、独裁者に間違われた床屋の演説・・・ 素晴らしい。目が潤みました。

とくに今の、ウクライナが置かれている状況が状況だけに・・・。

チャップリン史上 最高のスピーチ (英語/日本語字幕つき) - YouTube

「チャップリンの独裁者」 最終部演説以降 - YouTube

ロシア軍兵士の一人一人に聞いて欲しいと、心から思いました。

 

こんなすごい映画を、チャップリンは80年以上前に作っていたとは!

『喜劇王』の呼び名にふさわしいし、まさに天才です。

そんなチャップリンはしかし、時勢にそぐわない思想や主義を持っているとみなされて、

アメリカから追放されていたんですね。

存命中に再評価され、アメリカに招かれてアカデミー名誉賞を授与されたのが、せめてもの救いです。

Charlie Chaplin's Honorary Award: 1972 Oscars  - YouTube

 

チャップリンて、極貧で辛苦に満ちた幼少期を過ごしたそうです。

そのうえ母親が精神を病んでしまって・・・

チャールズ・チャップリン - Wikipedia

そういえば、そんなチャップリンの若い頃をドラマ化したテレビ・シリーズがあったような?

母親役を演じたのが、たしか1960年代に一世を風靡したモデルのツィッギーだったような?

そんなことだけは、テレビ・シリーズは見なかったくせに覚えていたのでググってみたら、これでした。

Young Charlie Chaplin - IMDb

1989年の作品とありますが、私が英国に来たのは1992年だったので、おそらく再放映されていたのでしょう。

今さらですが、見たくなりました。

今度ムスメが帰郷したら、アマゾンプライムかNetflixで探してもらおうかな。

 

チャップリンがアメリカを追放されてから死に至るまでの25年間を過ごしたスイスの邸宅(Manoir de Ban)は、

Chaplin's World という博物館になって2016年4月から公開されているそうです。

う~ん、スイスは物価高いけど、ちょっと行ってみたくなったぞ・・・

 

『独裁者』、個人的には見て本当に良かったです。

それもこれも中田先生のおかげですね。

中田先生の動画を見なかったら、一生見ることなくあの世に行くところでした。

中田先生、ありがとう~!!

というわけで『独裁者』、未見の方には心からおススメします!

 

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