年金暮らしの自由人

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自然観察会(世界谷地_栗原市)に参加して

2011年07月05日 08時56分05秒 | 日記


去る7月2日に自然観察学習会に参加しました。今回は一関市の「NPO法人里山自然学校はずみの里」のスタッフが計画していたもので、主に児童を対象にしたものです。今年は小学一年生から小学5年生の児童が参加しました。
早朝、花泉を午前8時10分頃に出発し観察会の現地に向かい午前9時30分頃に到着しました。

まず最初に、自然観察学習会の案内人「NPO法人里山自然学校はずみの里の副理事長(阿部慶元)」より挨拶がありました。観察するうえでのマナーや注意すべき点などの説明があり、その後準備体操を終えてコースに入りました。

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30年前の頃とはちがい道路も整備され以前の様子の雰囲気と違っていました。
原生花園の敷地に行く前までの道端では、エゾアジサイが終わりかけて咲いていました。林内ではエゾハルゼミが鳴いていました。
児童たちはハルゼミの抜け殻を見つけて大喜びでした。途中ブナの二次林がありました。ブナは保水する水量がある為か、ひんやりして、体を癒してくれました。

20分位進むと世界谷地原生花園内の入り口に差しかかりました。花園のでは木道が整備され案内板なども敷かれていました。原生花園内は、ニッコウキスゲ、サワラン、トキソウ、ウラジロヨウラクなどが咲いていました。最盛期は多少過ぎていたようでしたがニッコウキスゲの群落は圧巻でした。ガイドさんから説明を受けてた児童たちも熱心に聞いていたようでした。

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自然観察学習会も終え、昼食時間になったのて、行者の滝まで移動しました。行者の滝はちょっとした穴場(紅葉の時も)のようです。その後、厳美街道の道の駅に立ち寄り、はずみの里に到着し解散しました。

野鳥ではカッコウ、ウグイス 樹木ではブナ、ミズナラ、オオヤマザクラ  昆虫ではエゾハルゼミ
野草ではエゾアジサイ、ミズバショウ、ウラジロヨウラク、サワラン、トキソウ、ニッコウキスゲ、ギンリョウソウなど

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★ 世界谷地原生花園
世界谷地とは広い湿原という意味です。標高1,627.4メートルの栗駒山の標高669から707メートル地帯に広がる細長い湿原で、面積は14.34ヘクタール。栗駒山の緩やかな南斜面、標高1,154.9メートルの大地森と標高869.4メートルの揚石山の間にあります。
世界谷地原生花園は、上・中・下の3段に分かれて広がる4つのグループ、大小8つの湿原からなり、その間を幅50メートルものブナの原生林が横断しています。
この湿原は、深さ1.3メートルの泥炭層の上をミズゴケ類の厚い層が覆っていて、その表面に高山植物が群生しています。
5月のミズバショウから9月のエゾオヤマリンドウまで、数多くの花々が咲きます。特に6月下旬に咲くニッコウキスゲの大群生は全国的に有名です。湿原がオレンジ色の花に覆われ、美しい風景が見られます。



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