私が所持しているアルバムの中から第60弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。Live At Concord / Scot Hamilton Is A Good Wind Who Is Blowing Us No Ill の順です。
タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。1.Live At Concord / Jake Hanna / Carl Fontana / 1. ア・ビューティフル・フレンドシップ 2. スウィート・アンド・ラヴリー 3. ジャンピン・ザ・ブルース 4. オールド・フォークス 5. A列車で行こう 6. アイヴ・ファウンド・ア・ニュー・ベイビー 7. アイ・レット・ア・ソング・ゴー・アウト・オブ・マイ・ハート
1. Jake Hanna / Carl Fontanaの代表作です。ジェイク・ハナとカール・フォンタナによるグループの1975年のコンコード・ジャズ・フェスティヴァルでのステージ。ビル・ベリーやハーブ・エリス、デイヴ・マッケンナらが集結し、ジャム・セッション形式のごきげんな演奏を繰り広げている。発売当時、LP輸入盤を所持していますが、待ちわびて、昨年やっとCD版が発売されました。コンコード盤は代表的な最高傑作といってもいいでしょう。
2.Scot Hamilton Is A Good Wind Who Is Blowing Us No Ill / Scot Hamilton / 1. ザッツ・オール 2. インディアナ 3. スタッフィー 4.イグザクトリー・ライク・ユー 5.イル・ウインド 6.ブロードウェイ 7.ブルー・ルーム 8.サムタイムズ・アイム・ハッピー /
フュージョンが全盛だった70年代に、伝統的なスイング・テナーのスタイルで颯爽と登場し、大きな注目を集めていったスコット・ハミルトン。本作は、そんな彼のデビュー・アルバムである。まだ20代そこそこの若さながら、すでに風格あふれる堂々とした吹きっぷりを聴かせているのに、当時は衝撃的であった。スコット・ハミルトンのデビュー作であるが、ベン・ウェブスターを彷彿とさせる堂々とした色気のあるフレージングを披露し、並みの新人でないことを示している。(CDジャーナル データベース抜粋)