去る6月23日(日曜)に櫃取湿原(岩泉町)学習会に参加しました。今回はNPO法人里山自然学校はずみの里で計画していたものです。
早朝、花泉を午前8時頃に出発し学習会の現地に向かい午前10時30分頃に、区界高原に到着、そこで一昨年の観察会で、お世話になった自然観察指導員の奥畑充幸さんが乗り合わせ11時頃に現地に到着しました。
まず最初に、NPO法人の理事長(千葉裕)より挨拶がありました。その後、奥畑さんの紹介や観察するうえでのマナー等の説明を終え、準備体操を済ませてコースに入りました。
敷地内に入ると、キンポウゲが終わりかけのようでした。少し進むと短角牛(自然放牧)のお迎えです。短角牛は、現在25~26頭生産されていて、現在では数少ない和牛です。どんどん進むと、花は終わっていましたがミズバショウが道端に生息していました。
野草ではキンポウゲ(別名:ウマノアシガタ 毒性があります)、ミズバショウ、クリンソウ、シウリサクラ、ハクサンチドリ、サンリンソウ、ベニバナイチヤクソウなどてす。湿原ならではの代表的な植物ばかりでした。天候に恵まれ湿原で食べたおにぎりは、格別の美味しさでした。
奥畑さんのプロフィール
「早池峰の自然を考える会」の代表でもあり、「自然観察指導員ネットワーク岩手」の副会長。
大阪府出身。岩手県宮古市江繁(タイマグラ)にて山小屋(フィールドノート)を経営する傍ら、早池峰山周辺での観察会、登山ガイドをおこなっています。植物全般、鉱物等に造詣が深い。