here and now

みんなつながっている。

こころが弱っている方のお話をお聴きしている時

相手のありのままの思いをすべて受け入れるだけでは

甘やかせてしまうだけで

結果、その方のためにならないのではないだろうかと

不安を感じることがあります。 

時に厳しく、叱咤激励したほうがよいのではないかという意見が出たりします。

オリンピックの選手には、向いていても

こころが弱っている人には、どうでしょうか・・・。

 

いくらがんばっても・・・

いくら責めても、反省しても・・・

自分を変えることできないことがあるものです。

 

私の中にも

人として恥ずかしい部分、嫌いな部分、許せない部分があります。

私は、やさしくない、

なんて意地悪なとらえ方をするんだろう

って思ったりする時があります。

 

批判をしていたはずの親とおんなじだって思います。

いや、自分のほうがもっとひどいかもって思ったりもします。

私自身がやさしくされていないのだもの

やさしくするのは無理・・・

なんて

自暴自棄になったりもします。

 

そんな地獄のような状態からどうやって抜け出すか。

 

やっぱり、ありのままの自分を受け入れることから始まるのだと思います。

あの時、あんなことをしてしまった私。。。

でも、あの時の私は、ああするしかなかった。

批判するのでなく、責めるのでなく、人と比べるのでなく、

ありのままの私をたいせつに思う。

 

子どもの私からしたら

「冷たい」と感じた両親だって

あの時は、あれが精一杯だったんだ。

自分自身が精神的にいっぱいいっぱいの中で

精一杯がんばって私のことを育ててくれた。

 

私も大変だったけど。

よくがんばってきたよねと認めることで、

人を責めるこころから解放されます。

 

電話の向こうのあなたも、

たいせつな尊い存在。

 

話をお聴きしている側の私が

あなたからやさしいこころをいただいています。

慰めをいただいています。

みんなつながっています。

 

昨日の私は、ほんとうに苦しかった。

嫌な私でした。

 

今日の私・・・

やさしく、おだやかなこころを取り戻すことができました。

与えることは、受けること。

あなたのおかげです。

 

 

 

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