心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

青蓮院門跡

2016年10月05日 | 名所めぐり(京都)

知恩院を出発して

北隣にある青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)

に向かいます。




隣にあるといっても

知恩院も青蓮院も敷地が大きいだけに

500メートルほど歩きます。



青蓮院は、天台宗の寺院で

開基(創立者)は伝教大師 最澄

門跡寺院とは皇族・公家などが出家して

代々入寺する寺院の寺格を表しているそうです。

 

敷地沿いのなだらかな坂道を進むと

親鸞聖人の手植えと伝わる

青蓮院の門前の大クスノキが現れます。

 

 



 

 



 

 

 



 


拝観 入り口

 

 


小さな枯山水の庭

 



受付横の壁にかかっていた 掛け軸



 

 

華頂殿(かちょうでん)



華頂殿には60面の鮮やかな蓮の襖絵と

三十六歌仙額絵が飾られていました。

抹茶を飲みながら

相阿弥作の庭を眺めることが出来るようです。

 

 

 

華頂殿に置かれていた屏風



書かれているのを分かりやすくすると、


『国の宝とは何か

 宝とは、正しい道を求める心である。

 この道、心を持っている人こそ

 社会にとってなくてはならない国の宝である。


 だから昔のすぐれた人は言った


 立派な宝石のような物、それが国の宝ではない。

 社会の一隅にいながら、社会を照らす生活をする。

 そういった人こそが、なくてはならない国宝である。』




小窓

 



相阿弥(そうあみ)作の庭





私も華頂殿の縁側に座って

しばらくの間ぼんやりとのんびりと

この時間を楽しみました。

 

 

 

華頂殿で寛ぎ庭を見ている人達

 

 


小御所に通じる回廊

 

 


小御所の回廊



小御所は、平安時代は門主の居間だったそうです。




龍心池と庭園



龍心池に流れ込む水のせせらぎの音が

何でだろう?

このとき、すごく心地よくてたまりませんでした。





国宝「青不動尊」(本堂)と回廊

 

 




右の本堂の中には入れないため

外から中を拝見させてもらいましたが、

ちょっと暗くて良く見えませんでした。


本堂の中には

ご本尊「熾盛光如来」の曼荼羅(秘仏)

本堂の東裏には、国宝の青不動画像(複製写真)

その他、複数の仏像が安置されています。





本堂脇の庭

 



宸殿

 

 


宸殿の内部

 

 





撮影禁止ではなかったのでパチリ。

 

 

 



宸殿の前の庭は、苔の緑で覆われています。

 

 




この宸殿の廊下で

女性が1人、腰を下ろしてのんびりとくつろいでいました。

「もしかしてだけど、もしかしてだけど、

 私が後から来るのを待っていたんじゃないの~♬」


そんなわけもなく

私も腰を下ろしてしばし青蓮院の雰囲気を

ただ味わうことに。


写真右上に外国人の観光客のグループが写っていますが、

あそこには誰もが自由に撞ける鐘があって

私もかなりの勢いで撞かせてもらいました。

 





宸殿の先にある大玄関の所に陳列されていた

孝明天皇御常用の板輿。


ここで殿舎内の拝観を終えて

今度は、庭園を歩いて見学します。

 

 


相阿弥作の庭



ここでデジカメのバッテリーの目盛りが

一個消灯。やばいです。





殿舎内からは見えなかった庭の部分

 



霧島の庭



小堀遠州作と伝える庭園内、

(どんな人なのか私には分かりません。)

好文亭裏側山裾斜面から一面に霧島つつじが植えてあり、

五月の連休の頃、真っ赤に染まるそうです。

 





四畳半の茶室三部屋と六畳の仏間、水屋等からなる

好文亭が写真左上に見えます。

 





この辺りでバッテリーの目盛りがあと一つ。

大ピンチ!どこまでもつのか?

せめて青蓮院は最後まで持って下さい。


どうか神様、お願いします。



いや、ここは南無阿弥陀仏かあああ。

いや、青蓮院のご本尊は、

熾盛光如来(しじょうこうにょらい)だから

南無熾盛光如来と言うべきところか。

 



宸殿前の庭




 

 

宸殿

 

宸殿が大きすぎて両脇が切れています

 

 


美しい苔



こんな綺麗な苔があるんですね。

 



 

 



 

 





ここで青蓮院拝観終了です。

黄色点灯中。

うひょう~なんとか電源が持ってくれました。

もうこれでいつ電源が切れてもダイジョブ。



青蓮院を出て青蓮院正面にあるカフェで一休み。

身体の奥の方まで熱い。

よってここは、絶対的にかき氷。




店員さんお勧めの

グレープ・フルーツのかき氷。

右のは、ほうじ茶

 

 





これが美味しかった。

甘味と酸味と果汁が見事にマッチ。


あえて不満を言うなら蜜が

あと10グラムほど多ければ完璧かな。

 

 

 



カフェから青蓮院を見ながら

熱く乾いた身体にかき氷。最高です。


時間も午後4時近く

今回の京都は、これで終わりにして帰ります。


今回、予定していて行き残したものは、

またの機会に。

さあ、阪急河原町駅に向かって出発進行です。


青蓮院、知恩院を左にして

突き当りまで歩くと円山公園の入り口。

 

 



 

 


円山公園

 

何と言う事でしょうか。

丸山公園内を歩くのが生涯初なのですが、

特に感動はありません。

 

 

 




尺八で演奏している人が。大道芸人?

 

 





ん?人が多いような気もしますが、

橋の向こうに行けば何があるのだろう。



そして、前にも来た八坂神社内へ。

 

 



 

 



 

 





八坂神社内も人が多い?今日は、お祭り?

 



八坂神社 西楼門の裏側



門を抜けて真っ直ぐ進めば阪急河原町駅。



西楼門の表側

 



途中左側にある花見小路通り



花見小路通りの雰囲気が好きなのですが、

やっぱり雰囲気が前と違います。



提灯なんかなかった記憶が。。。

やっぱり祭りなのか?

祭りであろうとなかろうと今日はもう帰宅一択です。

 




四条大橋



素敵な人達の写真を収めた場所。

鴨川縁を覗くと。。。



等間隔にカップルがの鴨川の風物詩を

最後に写真に収めて阪急電車に乗車。


もっと回れると思っていたのですが、

ただ訪問して、映像に残すことだけを目的にしておらず

そこの場所を十分に感じることも譲れないので

仕方ありません。


まあ時間があっても

デジカメの電池切れ、体力、気力の限界で

駄目だったと思います。





幸運だったのが、知恩院から青蓮院へ向かったことで

知恩院の階段で疲弊した足腰を

青蓮院の華頂殿や宸殿の

良い雰囲気の中で休めることが出来たことです。



これが逆だとさほど疲れていない足腰の状態で

華頂殿や宸殿でのんびりと過ごし、

知恩院の疲弊をどこかベンチのようなところで

休めることになった訳で、


この順番だと何かジーンズを履いてから

下着を履くようなチグハグな感じになった気がします。






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