２０２１年 アメリカのニューヨーク州で
地下鉄の運転手３２歳が
運転席に恋人を入れて運転させました。
その恋人が運転中の自分の動画を
SNSに上げたため公になり運転手は、解雇された。
恋人を楽しまさせたい。喜ばしてあげたい。
恋人の女性は、運転の様子をSNSに上げる位だから
運転手の男が提供したサプライズが、
成功したかどうかだけを考えると
成功したことは間違いなかったと思うのですが………
電子空間が発達したことで
動画投稿サイトとかSNSとかの利用者は
数えきれない位いるかと思います。
危険な動画、真面目な動画、情報動画、
エンターテインメント的動画、お馬鹿な動画等々、
色々な動画投稿がありますが
動画投稿サイトの功なのか罪なのか分かりませんが、
真の馬鹿者があぶりだされているようです。
真のお馬鹿どもは、
笑ってしまうお馬鹿動画の投稿者じゃなくて
お馬鹿動画の主役の人物でもなくて
上の運転手とその恋人のような者達でしょう。
これ世の中に動画投稿サイトが存在しなければ、
承認欲求なのか何なのか分からんけど
やらかしてはいなかったであろう者たちが
やらかしてしまう。
思い出されるのがお馬鹿と言うより
プロ根性が引き起こした大騒動がありました。
１９９４年、当時売り出し中だった毎日放送のアナウンサーが
取材滞在していたカンボジアからのリポートで
現地で飛行中の操縦席に入り旅客機を操縦させてもらった。
とラジオ番組の中でライブ発信。
日本でリポートを受けている側は、
「そんなこと大丈夫なの？」
アナウンサーは、
「カンボジアは緩いようです。」
このアナウンサーは少し前からセスナかなんかの
操縦資格を取得したことを押し出していて
その流れで旅客機操縦となったのだと思います。
私は、この時のラジオ放送を運転中の車内で
リアルタイムで聞いて『えっえっえ―――――‼』と
かなりの衝撃を受けたことを覚えています。
毎日放送は、この放送直後に謝罪。
放送では旅客機を操縦したとリポートがありましたが
実際には、操縦席に座らせてもらっただけだったと釈明。
まあこの時、飛行機は離陸して安定飛行に入り
自動操縦に切り替わっている時間帯のはずですから
勝手に計器類を触ったり、操縦桿に手を触れず、
操縦席に座るだけならと許可されたのでしょうから
操縦したってのは話をかなり盛ったとは思うんですよね。
ただ大盛の話に続いてすぐさま嘘やんかあ。
操縦させてくれるはずがないやんかあ。
座らせてもらっただけやんかあ。
とやればまた違っていたかも知れませんが、
「カンボジアは緩いようです。」とやっちゃった。
このアナウンサーは、毎日放送入社後から
あれよあれよとテレビ番組やラジオ番組の出演が増え、
飛ぶ鳥を落とす勢いだったのが
この事件と言うか不祥事以降、完全に潮目が変わって
姿を見ることが減り、そして退社。
